2018.01.11.
前駐南スーダン大使 紀谷昌彦氏 講演会を開催(1/9)

講演内容「南スーダンの平和構築と日本の役割」

関西学院大学国連・外交統括センターは1月9日(火)、大阪梅田キャンパスで前駐南スーダン大使 紀谷昌彦氏 講演会 を開催しました。前駐南スーダン大使(2015年~2017年)、現外務省中東アフリカ局アフリカ部・国際協力局参事官,TICAD担当大使をお迎えし、前駐南スーダン大使時代のご経験をもとに、南スーダンの平和構築と日本の役割についてお話いただきました。

南スーダンおよびアフリカにおける平和構築に関心がある方をはじめとして、将来、国連・国際機関職員・外交官等へのキャリアを目指す学内外の大学生や大学院生、人道・開発支援等に携わる社会人等17人が集まり、熱心に耳を傾けました。講演では、南スーダンにおける課題の説明の後、国際平和協力と人道・開発支援の現場で、自衛隊・JICA・国際機関・NGO等、様々なセクターがそれぞれ力を発揮し、日本らしい支援を行っている様子をご経験に基づき語っていただきました。参加者からは、南スーダンにおける最重要課題、平和構築における反政府組織との交渉時の合意形成、ジェンダーに関する取り組み、および日本の大使として日々心がけていること、など具体的な質問が相次ぎ、関心の高さが窺える講演会となりました。当日の資料は以下のリンクからダウンロードできます。

関西学院大学国連・外交統括センターでは、今後も外務省や国連・国際機関と協力し、平和・人権・人道の諸課題を解決する力を養うための学びの機会を提供していきます。

前駐南スーダン大使 紀谷昌彦氏 講演会の様子

紀谷昌彦氏講演会資料①(アウトライン)[ 60.60KB ] PDFリンク

紀谷昌彦氏講演会資料②(プレゼンテーション)[ 1.56 MB ] PDFリンク

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