2024.02.27.
池上彰教授による「国際教養としての時事問題」の公開授業を実施しました(2/19)

2月19日、ジャーナリストの池上彰先生(本学客員教授)担当の「国際教養としての時事問題」の第1回目授業を昨年度に引き続き、本学学部生対象の公開授業として開催しました。

「ガザを巡る戦争から中東問題とは何か、「イスラム」とは何かを考える」をテーマとした授業を本科目履修生と公開授業聴講生が受講しました。世界に大きな影響を及ぼしているガザを巡る戦争をはじめ、中東や世界で起きている諸問題をイスラム教、ユダヤ教、キリスト教という宗教の観点からも読み解く講義となりました。

講義冒頭、池上先生は「教養とは知識の運用力であると個人的に考えており、その運用力を皆さんにも身に着けてほしい」と話され、それを実践するためのポイントも交えてお話されました。

参加した学生からは、「多くの問題が複雑に絡み合っているが故に答えが見えず、そのもどかしさに悩むことがあるが、講義を聴いて、宗教・歴史を正しく理解することが自分にできることの一つであり、いつまでも学び続けることのできる人間になりたいと感じることが出来た。」等、様々な感想が多く寄せられ、この授業をきっかけにさらに学びを深め、教養を身に着けていきたいとの高い意欲が見られました。

なお、本科目は公開授業を含め4日間実施されました。