2023.10.04.
国連・外交インターンシップ報告:陳 思思(WFP Libya))
陳 思思(チン シーシー)
法学研究科 博士課程前期課程2年
関西学院大学 法学部卒業
実習機関:国連世界食糧計画(WFP) リビア ※インターンシップは全てリモートで実施
実習期間:2023.3.6~2023.9.5
Sisi CHEN
2nd year of Graduate School of Law and Politics
B.A. (School of Law and Politics, Kwansei Gakuin University)
Internship institution: WFP/Libya (Remote internship)
Internship duration: 2023.3.6~2023.9.5
●Details of your internship / インターンシップの内容
人事ユニットで下記業務を担当:
・ ファイリング作業と整理のサポート
・ 採用面接への参加(オブサーバー)
・ 契約の修正
・ ユニットのサポートと補助 等
● What you learned from the internship program / インターンシップでの学び
私は今回のインターンシップを通じて、人事部門の働き方に対する認識を深め、採用のプロセスを実際に体験できました。インターンシップの初日に人事の仕事にはさまざまな側面があるという話を聞きました。採用や職務の割り当てだけではなく、採用後の全スタッフの心身の健康管理、快適な職場環境の構築、妥当な給与の設定なども含まれます。そして、採用面接のプロセスに参加することで、初めて面接を受ける側ではなく、面接する側の立場で採用候補者の話を聞きました。面接官から評価されるには、採用候補者は話す内容の枠組みをしっかり作った上で質問に答えることが重要であるとの気付きがありました。今後、面接に臨む際の準備や心構えを学ぶことができました。
●The linkage between the internship program and UNFA Course contents / 国連・外交コース授業での学びとインターンシップ
国連・外交コースで学んだことが今回のインターンシップで活かすことができました。
その中でも、Career Seminar for International Organizationsという授業で学んだことを今回のインターンシップに活かすことができたと思います。国際連合の全体像と国際連合の採用基準である「UN Competency Framework」を学び、「Competency-based interview」を実際に体験できました。
特に人事ユニットの一員として参加させていただいた採用面接では、国連・外交コース全体の授業内容が役に立ちました。そして、面接を通じて面接官と候補者という2つの立場を体験することができ、面接では候補者の何を見ているのか、また評価されるポイント等を学ぶことができました。
◆国連機関等インターンシップ&国際機関へのキャリア支援◆
本学は、多くの国連機関等とインターンシップ協定を締結しており、これまでに多数の学生(主に大学院生)を国連・国際機関にインターンシップ派遣してきた実績があります。
総合政策研究科「国連システム政策専攻」および大学院副専攻「国連システム政策」の国連その他機関でのインターンシップにおけるサポートは、国連・外交統括センターが担当します。
また、当センターは本学卒業生・修了生に対する国際機関キャリア支援も行っています。
国連機関等インターンシップ&国際機関へのキャリア支援

●Future career plan / 将来の目標、キャリアプラン
卒業後は日本の企業で法務及び人事担当として働きます。企業の法務及び人事で経験を積み、自分を向上させ、専門性の高い社会人になりたいです。そして、私の人生目標は「世界の子どもが自由に自分の意見を発表できるプラットフォームを作ること」です。企業で専門知識と実務経験を身に着け、キャリアを積んだ上で、この目標に向けて、UNICEFまたはWFPなどの国連機関で働きたいです。