学部副専攻「国連・外交プログラム」履修生の草薙柚季さん（国際学部4年）が、2023年3月6日‐17日に米・ニューヨークの国連本部で開催された国連女性の地位委員会（Commission on the Status of Women）に日本政府代表団のユース代表として参加し、国連本部の公式会合で3分間のスピーチをしました。

この会合では、各国政府代表団のユース代表や経済社会理事会の協議資格を得たNGO代表が発言。ユースに特化した会合が開催されたのは、67年間の委員会史上初めてでした。

デジタル時代において女性のエンパワメントやジェンダー平等を実現するためのイノベーション・技術変革・教育が優先テーマで、委員会会期中の3月8日には国際女性デー（International Women's Day）の祝典も開かれました。

草薙さんは、3月13日のYouth Interactive Dialogueという委員会の公式会合で、LGBTQ+・障害のある人・移民など多様なアイデンティティを持つ女性の権利保護について訴え、ジェンダー平等は各国の綱引きや勝敗を決める競争によってではなく人権アプローチに基づく国を越えた協働によって実現されるべきだと発言しました。
また、教科書・メディア・AIを活用した人事評価システムなどにおけるジェンダーバイアスの除去についても言及しています。

草薙さんのスピーチは、 こちら  からご覧いただけます。是非ご視聴ください。 

※ご参考：Youth Interactive Dialogue会合の全編URL　 https://media.un.org/en/asset/k1r/k1rdrq5uao