2023.04.08.
国連・外交インターンシップ報告：瀬戸口 龍（UNFPA駐日事務所）
瀬戸口 龍（セトグチ リュウ）
経営戦略研究科（IBA) Global Public Management Program 1年
関西学院大学 総合政策学部卒業
実習機関：UNFPA（国連人口基金）駐日事務所（東京）※インターンシップは全てリモートで実施
実習期間：2022.9.1～2023.2.28
Ryu SETOGUCHI
1st year of Global Public Management Program, International Management Course,
Institute of Business and Accounting
B.A. (School of Policy Studies, Kwansei Gakuin University)
Internship institution:UNFPA Tokyo (Remote Internship)
Internship duration: 2022.9.1～2023.2.28
●Details of your internship / インターンシップの内容
主に、駐日事務所の運用しているSNSをはじめとする各種媒体で、UNFPAの活動を広く知ってもらうこと、人口に関する問題を身近に感じてもらうこと、そして実際にアクションを起こしてもらうための広報活動を行いました。そのほかにも、外部の方からUNFPAの扱っているデータに関する質問を受けたり、統計資料の提供などの対応をしたりしました。
● What you learned from the internship program / インターンシップでの学び
今回のインターンシップを通じての学びは大きく2つありました。
1つ目は、UNFPAが国連機関の一つとしてどのような働きをしているかを学べました。国連外交プログラムの授業で国際機関の拠出金や運営に関することを学びましたが、実際にどのようにパートナーシップを構築しているのかなどを間近で学ぶことができました。
2つ目は、啓発活動の重要性です。UNFPAでは、主に女性や人口の問題を扱っているので、これらの国際デーのSNS投稿やウェブ記事の作成を行う中で、国際デーは対象者の持つ権利を啓発する大切な役割があることを学びました。特に、一つ一つの国際デーの持つ意味について十分に理解したうえで投稿を作成するので、女性や人口の問題への理解が深まりました。
●The linkage between the internship program and UNFA Course contents / 国連・外交コース授業での学びとインターンシップ
国連・外交コースの授業では、インターン生として国際機関に採用されるために、CVやカバーレターの書き方から、国連で働く際に求められるコンピテンシ―、そして面接での自分のアピールのしかたまで丁寧に指導をしていただきました。この一連のプロセスを学ぶ機会があったおかげで、スムーズにインターン生として採用され働くことができました。
また、国際機関の活動に関する前知識を持って働くことができたので、授業の内容を実際に経験できるという点もとても興味深いです。
●Future career plan / 将来の目標、キャリアプラン
長期的なプランとしては、国際機関で働きたいと思っているので、それに向けて英語力と自分の専門領域をさらに鍛えていく 必要があるのでそれをさらに鍛えていきたいと考えています。特に、今回広報インターンとして働きましたが、私が考えていたよりも仕事の幅があり、SNSの投稿やHPの記事一つとっても様々なことを考える必要がありました。スタッフの方が専門性をもって働いている姿を見て、私もより専門性を身に着けたいと思います。
今回のインターンを通じて、社会的に弱い立場に置かれている人を助ける仕事をしたいという思いが強くなったので、この目標に向けて、まずは目の前の大学院での学びを深めていきたいと思います。
●What you thought after the Internship / インターンシップに参加しての感想
今回のインターンを通じて、リモート勤務ではあったものの様々なバックグラウンドをもつインターンの方々と一緒に働くことがありました。その中で、自分の知らないことを教えていただくなど学びの機会が多くありました。また、上司の方は、私のタスクの成果物に対しての改善ポイントを示してくださったり、アドバイスをくださり、半年を通じて自分の仕事の完成度を高めることができました。特に、ターゲットを絞り、その人々に対しての文章を作り上げる力は大きく向上したと思います。自分の作った記事や投稿が、多くの人に読まれ、影響を与えるということはとてもやりがいのある仕事でした。
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