2023.04.05.
国連・外交インターンシップ報告:和氣 礼佳(公益社団法人 Save the Children Japan 大阪事務所)

Wake_Internship Photo 1

和氣 礼佳(ワケ アヤカ)
総合政策研究科 博士課程前期課程1年
関西学院大学 総合政策学部卒業
実習機関:公益社団法人 Save the Children Japan 大阪事務所
実習期間:2022.9.1~2023.3.31

Ayaka WAKE
1st year of Graduate School of Policy Studies
B.A. (School of Policy Studies, Kwansei Gakuin University)
Internship institution: Save the Children, Japan
Internship duration: 2022.9.1~2023.3.31

●Details of your internship / インターンシップの内容
パートナーリレーションズ部コミュニティエンゲージメントチーム
・大阪マラソン2023に関する業務(マラソンサイト運用・チラシ案作成・ブース案企画から当日運営等)
・事務所訪問対応(高校生)・小学校/自治体/民間組織訪問・イベント関連業務・ミーティング参加・案出し
・講演資料・報告書・企画書・メール文案作成・翻訳業務・データ打ち込み作業・動画編集・ブログ作成
・支援者に向けた郵送物準備・ボランティアとの作業・事務・翻訳・資料編集・オンライン報告会補佐
・他事業部の業務補佐


● What you learned from the internship program / インターンシップでの学び
一つずつ階段を積み上げるような感覚で業務に取り組むことで、インターンシップ生としてSave the Children Japan (SCJ)に貢献できたと感じています。
お役に立てたと感じる一例として、翻訳作業をするにあたり取った工程や方法が作業マニュアル化され、SCJの団体全体で新たに導入される運びになったことがあります。
職員の皆さまからは好評の声を多くいただき、マネージャーには今後もこの方法を使用して作業を行うことにするとお伝えいただきました。私のインターンシップ期間終了後も続く仕組みづくりができたことが、非常に嬉しく光栄でした。
動画の編集や資料作成では他部署からも業務の依頼をされることがあり、チームの一員として責任をもって効率的な業務の達成に貢献できたと感じています。
失敗を恐れず提案してみること、常時計画に変更があることを予想し、それに応じて業務の優先順位付けをしながら、迅速な対応をとることの重要性を、インターンシップを通して学びました。


●The linkage between the internship program and UNFA Course contents / 国連・外交コース授業での学びとインターンシップ
インターンシップ初日から、国連・外交コースで学んだ用語が多く出てきました。コーディネーションの難しさや重要性、緊急支援前後のフォローについて、内部やコミュニティオフィスとの連携、支援者特定、メディアへの対応など、関連する内容を実際のインターンシップで詳しく知る事で、更に学びが深まりました。
また、このインターンシップを通して、多くの素敵な出会いを経験させていただきました。SCJには政府組織や国連機関、民間企業での業務経験のある多様な視点を持つ職員の方々が多くおられ、お一人お一人から貴重なお話を拝聴できました。また、関西学院大学に通う学生ボランティアや関学OBの職員の方と交流する場面もあり、偶然の出会いに嬉しい気持ちになりました。今後も共にお仕事をする職員や新しく出会う人々の異なる意見や経験に積極的に耳を傾け、常にコミュニケーションをとりながら協働することを大切にしていきたいと思います。


●Future career plan / 将来の目標、キャリアプラン
大学院卒業後は民間企業で業務経験を積みながら、人々が安心して、心の底から笑顔になれる世界を実現したいです。そのためには、日々あたたかさを持って周囲の人を笑顔にできるように努めたいです。このインターンシップを通して、多くの女性が意思決定の場で活躍する様子を目にする機会が多々あり、私もそんな風に素敵に輝く女性になりたいという思いが強くなりました。
将来的には、国際機関職員として困難な状況にある人々と手を取り合って状況を改善するという目標を持ちながら、今後所属する組織や形態が変わっても、国際協力や子ども支援に関わりを持ち続けたいです。


●What you thought after the Internship / インターンシップに参加しての感想
今回、対面勤務でインターンシップを経験できたことは、自分の能力を把握することに大いに役立ち、少しずつ自信を構築することにもつながっていきました。
関西学院大学総合政策学部ではメディア情報学科で学び、国際公共分野については、大学院入学後に副専攻「国連・外交コース」で1年間研鑽を積んできましたが、自分がどこまで貢献できるか、不安もありました。しかし、今回のインターンシップでの職員の方々の反応から、独自の視点を持っていたことで、私なりに役立てたと実感しています。
この報告を読んでいただいている方の中には、きっと私と同じように国際公共分野以外の学部専攻を経て、大学院進学にあたり、国連・外交コース副専攻の履修を検討中の方もいらっしゃると思います。タスク量などに、漠然と不安を感じる方も有るかも知れませんが、主専攻での学びを深めつつ、国連や、国際機関で仕事をしたい、頑張りたい!という目標に向かう学生への力強いサポートがここにはあります。私はこの国連・外交コースを履修して本当に良かったと思っています。恵まれた環境で学習していることに感謝しながら、残りの学生生活も悔いのないよう日々学びを深めていきたいです。

Ozaki Internship Photo 2
イベントでの活動
Ozaki Internship Photo 2
Save the Children オフィスでの業務

【国際機関等へのインターンシップも充実!関西学院大学院「国連・外交コース」】

大学院「国連・外交コース」は、国連・国際機関職員や外交官の養成に特化した大学院副専攻プログラムです。授業は全て英語、少人数・演習形式で行われ、海外の大学院レベルの学びを通じて、グローバル課題の解決に必要なコンピテンシーを身に付けます。また、授業料全額支給(初年度)、半額支給の奨学金も充実しています。

大学院進学や国連・外交分野に関心のある方は、ぜひ以下のWebページをチェックしてください。

Details of Graduate Course in UN and Foreign Affairs Studies are available on the following web page.

大学院 国連・外交コース別ウィンドウで表示

関西学院大学 大学院研究科紹介外部サイトへのリンク