2022.02.24.
池上彰教授による「国際教養としての時事問題」の公開授業を実施しました

2月14日、ジャーナリストの池上彰先生(本学客員教授)が担当の「国際教養としての時事問題」の第1回目授業を本学学部生対象に公開し、対面で出席した本科目履修生とオンラインで参加した公開授業聴講生をあわせ、約200名が受講しました。

授業テーマは現在緊張が急激に高まっているウクライナ情勢へ急遽変更し、ロシアの内在的論理とウクライナの内在的論理を考える内容となりました。

「国際情勢を理解するためには、それぞれの国にはそれぞれの内在的論理が存在し、それを理解することが基本となる」と前置きされ、授業がスタート。ウクライナ情勢について分かりやすい解説に加え、先生自身の経験を織り交ぜながら、なぜ現在のような状況に至ったのかをこれまでの長い歴史を多角的な視点から紐解いて講義されました。

参加した学生からは、「いま世界が注目する問題について、多角的な視点から理解を深めることができたと同時に、物事を幅広い視点から考えることの重要性を学んだ」、「これからは国際問題について知り、なぜ問題が起こっているのか“考える”ことを大切にしていきたいと思った」などの感想が寄せられました。

授業の締めくくりとして「自分で問を立てる力、考える力をつけてほしい」と、池上先生から学生へのメッセージを送られ、学生達も今回のテーマについて理解が深まったと同時に、今後の学びへ大きな刺激となったようでした。

なお、本科目履修生は公開授業を含め4日間の講義を受講しました。