2021.09.24.
「国連セミナー」オンライン開催の実施報告

関西学院大学では、2021年8月25日から3日間、国連機関の職員諸氏に講義いただく「国連セミナー」を実施しました。
本プログラムは、国際社会の諸問題に対する国際機構や加盟国、NGOの取組みや役割について学ぶことを目的としており、現役国連職員や国際社会で活躍されている方々の講義が受講できる大変貴重な機会となりました。 参加対象は本学の学部2年生以上です(出願時は1年生を含む)。
現役国連職員や国際社会で活躍されている方々の講義が受講できる大変貴重な機会です。
例年は、米国ニューヨークで実施していましたが、コロナ感染症拡大に伴い、今年度は初のオンライン開催となりました。

参加者(法学部4年生、MS国連・外交プログラム履修生)よりプログラムの感想をいただきましたのでご紹介します。
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私は国連組織全体の任務、また国連各機関の業務内容について現場の立場から理解を深めたいと思い本プログラムに参加しました。

プログラムは全てオンラインで行われましたが、短期間に様々な機関の方のお話をお伺いすることができ、充実した日々を過ごすことができました。
特に印象に残ったセッションは、UNDESAの方による講演です。その場しのぎの回復ではなく長期的な視点を持って支援する”recover better”という考え方を学び、このような考えのもと様々な地球規模課題の解決に取り組む国連組織の偉大さを理解することができました。

また、3日間の間に様々な機関の方のお話をお伺いし、国際機関の職員になるための方法はひとつではないと感じることができました。
国連職員になることを目標とするのではなく、そのとき自分が成し遂げたいことに向かって取り組むことの大切さを学ぶことができました。
今年の国連セミナーはオンラインとなってしまいましたが、予想以上の学びを得ることができました。様々な国際機関の方から一度にお話をお伺いすることができたことで、国連の業務の幅広さを感じることができたとともに国際機関で働くことについて考えるきっかけとなりました。

国際機関で働きたいと思っている人や国連について現場の立場から知りたいと考えている人はぜひ参加してみてください。
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今回登壇いただいたUN Women石川雅恵所長のご講義記事も、FBにてご覧いただけます。下記リンクからご参照ください。
https://www.facebook.com/kgccio/posts/4032192270223749

次回の国連セミナーは2022年8月に現地訪問またはオンラインで実施予定です。
2021年12月にkwicで募集要項、説明会についてお知らせ致します。