社会学部50周年事業

[ 編集者:社会学部・社会学研究科        2015年5月29日   更新  ]

社会学部は2010年、創設50周年を迎えました。これを記念して、次のとおり事業を実施しました。たくさんの方々にご協力いただき、誠にありがとうございました。

1.『社会学部の50年-写真と回想で綴る半世紀の歩み-』の編集、出版

この企画は、従来刊行されてきた学部史とは内容・体裁を異にするものです。中心となるのは、写真・文書・建物の図面などの保存資料と、それらを巡る関係者の「証言」です。社会学部50年の歩みに深くかかわってこられた方々を中心に、インタビューをおこないました。そして、1枚の写真や一つの文書をめぐってさまざまな出来事を回想し、こうして得られた「証言」をもとに、写真等の資料とともに、社会学部の50年の歴史を振り返ります。
写真資料として、ゼミの写真、卒業アルバム、キャンパス内の景観のほか、社会学部の建物・教室の内部、大学周辺の変化が分かる写真も取り入れ、この50年間の時の移ろい、学生たちの変化の様子が視覚的に読み取れるものになっております。

刊行された50年史は次のDVDとともに、関学関係者のほか、社会学部に在籍する学生・院生にも配布いたしました。

2.「社会学部の現在-映像と写真による2010年の記録」DVD作成

社会学部における教育研究や大学の各種行事などの模様を撮影し、記録として保存しました。とくに学生の視点から撮影した映像が必要だと考え、学生の有志を募り、学生スタッフとして、記念映像の製作に参加していただきました。
こうして撮影された映像は社会学部に保存され、さらにそれらを編集して一つのDVD作品とまとめました。また、プロのカメラマンによって撮影された学部および全学的な行事、キャンパスの風景や建物の撮影も保存しています。

3.「卒業生調査」の実施

社会学部がこれまでに送り出した2万人あまりの全卒業生を母集団として、本格的な卒業生調査(郵送による調査)を実施しました。

多くの方にご協力いただき、誠にありがとうございました。

この調査では、卒業生の卒業後の経過をたどり、社会学部での教育や学生生活がその後の人生に及ぼした影響や意味を尋ねています。卒業生の人生の中で社会学部で過ごした4年間が、はたして大きな意味を持っていたのかどうか。回答の分析を通じて、社会学部50年の意義を捉えなおします。
また、大学全入時代を迎え、大学に対して社会が求めているものも大きく変化しつつあります。私たちも社会の変化を的確に捉えながら、社会学部の特性を活かして、主体的に学部の教育を考え、変えていく必要があります。この調査の中で、社会が何を望んでいるのかを知る手がかりとして卒業生の意見を伺います。社会学部の教育・研究に対して最も理解があり、また社会人としての経験も豊富なOB・OGから忌憚のない貴重な意見が寄せられました。
最後に、卒業生の職業経歴(キャリア)についてもお尋ねしました。このデータによって、社会学部の学生が将来のキャリアを考え準備する上で重要な基礎資料が得られることでしょう。現在および未来の社会学部生が、各自の将来を考えるための一助となることを期待しています。

※なお本調査は、2009年9月より、社会学部の卒業生の中から抽出させていただいた方々に調査票を郵送し、協力をいただきました。

「卒業生調査」の実施について(ご説明やご報告)関連リンク

4.学術講演会(シンポジウム)の開催

2010年度に、社会学部生を主な対象として、計4回の学術講演会の開催を実施いたしました。これらの学術講演会を通じて、これまでの50年間の社会学部における教育、ならびに社会学という学問自身の歩みを振り返り、社会学部における教育が、これまでいかなる「知の体系」を学生と社会に対して提供してきたのか、社会学および社会学部の教育は社会の中で意義ある役割を果たし得てきたのか、考えるよい機会となったことでしょう。このような総括(反省)の上に立って、社会学部における教育がこれから将来に向けて果たしてゆくべき課題について、さらに考えを深めていきたいと思います。
 

創設50周年記念 連続学術講演会/シンポジウム関連リンク