[ 社会学部 ]理念・目的・教育目標

2016年度以降入学生を対象にした理念・目的・教育目標です。

理念

社会学部は、「真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネによる福音書8章32節)という聖句を基本精神とし、社会学の研究と教育を通して、自由で自律的な個人から成る、開かれたよりよい社会の実現に寄与することを基本理念とする。

目的

社会学部は、社会学を中心とした学術研究を推進するとともに、学士課程教育を通して、自由で自律的な態度、よりよい社会の実現に貢献しようとする意欲、幅広くかつ系統的な社会学的知識と思考力、実践的な汎用的技能を身につけ、グローバル化した現代社会で活躍できる人材の養成を目的とする。

教育目標


1)建学の精神にもとづいた人格形成を促すとともに、社会・文化・人間への深い関心を育成し、生涯にわたる主体的・能動的な学習態度を育成する。
2)幅広くかつ系統的な社会学的知識・思考・技能にもとづいた、社会で求められる「社会学的想像力」を育成する。
3)フィールドワークを含む社会調査についての基礎的な知識と技能にもとづいた、社会で求められる「社会調査の実践力」を育成する。
4)グローバル化した現代社会で活躍できる人材を育成する。

2015年度以前入学生を対象にした理念・目的・教育目標はこちら

社会学部は、「真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネによる福音書8章32節)という聖句を基本精神としながら、社会学を核にして現代社会を科学的に探求することを通じて、今日の社会に具体的な貢献をすることのできる人材を育成することをめざしている。 社会学は、人と人の関係、家族・学校・企業やさらには地域・国家といった集団と人の関係、そしてそれらの集団と集団間の関係のなかから生じるさまざまな事象に学際的にアプローチし、より理想的な社会のあり方を模索していく学問である。とりわけグローバル化や高度情報化が進み、流動化・多様化する現代社会を理解するためには、既存の研究領域にとらわれない幅広い知識に基づいた柔軟でバランスのとれた思考力、急速に進むグローバル化に対応する視点、現実社会との実践的な関わりに基づいた問題解決能力の養成が必要となる。
社会学科は、「メディア・表象系」(「メディア領域」「社会表象領域」)、「社会・共生系」(「グローバル社会領域」「現代社会学領域」「ソーシャル・ネットワーク領域」)、「人間・心理系」(「臨床社会領域」「社会心理領域」)の3系7領域を設けることによって、社会学を核としつつ、隣接諸学をも視野に入れた幅広い学習を可能とし、学生各自の個性と関心に応じた複合的な(多領域にわたる)学習環境を整備している。これにより、幅広い学際的な知識に基づいた柔軟でバランスのとれた思考力と優れた問題解決能力をもち、グローバル化した現代社会で活躍できる人材の育成を教育目的としている。 社会学科の具体的な教育目標としては、以下のものがあげられる。
1)広い視野と専門的な知識と実践力を身につけた人材を、金融・流通・製造業などの一般企業をはじめ、新聞・放送・広告・出版・通信などの情報メディア産業、公務員、教員、NPO・NGO、大学院進学など、多彩な分野に送り出す。
2)さまざまな社会問題の解決を図るための実証的な社会調査の方法を身につけ、全国的な学会認定資格である「社会調査士」の資格を取得する学生を輩出する。