教育学部の理念・目的・教育目標(2012年度以前入学生)

[ 編集者:教育学部・教育学研究科       2017年8月31日   更新  ]

 以下の内容は、2012年度までの入学生と2014年度までの編入学生用のものです。

理念・目的・教育目標

教育学部

 教育学部は、関西学院大学の理念であるキリスト教主義に基づく人格の陶冶を踏まえ、「子ども理解」を基本理念とする。子どもの成長・発達を見ていくためには、まず乳幼児期の発達を理解した上で、児童期、思春期とその理解を積み上げていく必要がある。「子ども理解」は、乳幼児時期だけではなく、小学校から高等学校までの学校教育、さらには広く社会の教育活動や実践に着目し、それへの支援を考える臨床教育においても重要かつ基礎となる理念である。
 また、教育のキーコンセプトとして「実践力」、「教育力」、「人間力」を据える。
 「実践力」とは、幅広い教育現場で、強い情熱、子どもへの愛情、優れた指導力を持って、実践にあたることのできる資質である。
 「教育力」とは、高い使命感と確かな知識と力量を持って、子どもへの教育と支援ができる資質である。
 「人間力」とは、総合的な判断力と視野の広さ、思慮深さ、豊かな人間性と人権意識、さらに豊かなコミュニケーション能力を持ち、それらを実践に役立たせることのできる資質である。
 こうした3つの「力」を持ち、「子ども理解」を基礎に現代の複雑で困難な教育問題に向き合うことのできる「教育者」を育てることを教育学部の教育研究の目的とする。

幼児・初等教育学科

 幼児・初等教育学科においては、「子ども理解」を基本理念として、知的な教授・学習にとどまらず、心の側面を含めた全人的人間理解を持って教育を行うことを目標とする。さらに、「実践力」、「教育力」、「人間力」を兼ね備えた優れた幼稚園教員、小学校教員、保育士を養成することによって、教育者養成のニーズと地域社会の要請に応え、質の高い教育実践に貢献することを目的とする。

臨床教育学科

 臨床教育学科では、学校現場での様々な問題や困難に対応するため、教育学部の基本理念である「子ども理解」を基礎に、教育学(教育人間学、教育法法学、教育社会学)の知識と方法に教育相談と特別支援教育の知識と技術を加え、子ども、保護者、教師への支援の在り方の研究開発とその実践を目標とする。このことによって、教育上の諸課題に対する支援と問題解決を目指す教員ならびに実践家を養成し、教育者養成のニーズと地域社会の要請に応え、質の高い教育実践に貢献することを目的とする。

 

ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

以下のページで、教育学部の「ディプロマ・ポリシー」と「カリキュラム・ポリシー」がご覧になれます。

ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー(2012年度以前入学生) 関連ページへのリンク