2020.02.29.
関西学院大学教育学部丹羽教授と富士通、5Gを活用した遠隔教育の実証実験を実施

東京都立光明学園そよ風分教室と美ら海水族館を5Gでつなぐ実証実験

 関西学院大学 教育学部 丹羽 登教授と富士通株式会社は、持続可能な開発目標目標4の「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供」の実現に向け、院内学級で5Gを活用した遠隔教育の実証実験を2月28日に実施しました。本実証では、遠隔授業の実現を目指して、ICT技術を活用し、高速かつ低遅延の5G伝送により、院内学級で学ぶ生徒に向けた水族館の校外学習を行いました。

東京都立光明学園そよ風分教室(国立成育医療研究センター病院)の子どもたちは、教室からリアルタイムで沖縄美ら海水族館で行われているジンベイザメの餌やりなどを、水族館の人からレクチャーを受けながら見たり、サメの水槽に水中ドローンを入れて撮った映像を見ました。

2019年12月には横浜市の病院内学級で実施

水中ドローンとVRで、水族館の様子を視聴・学習

 5GやVRなどの先端技術を活用して、病院に入院中の児童生徒たちに対する遠隔教育の共同研究に富士通株式会社などと取り組んでいる教育学部 丹羽 登教授は12月、Virtual Ocean Project 製作委員会の協力のもとで、横浜市の八景島シーパラダイスと神奈川県立こども医療センター内にある神奈川県立横浜南養護学校を結び、遠隔地からの水中ドローン操作とVRのバーチャルYouTuberを使って実証授業をしました。


 

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関西学院大学と富士通、5Gを活用した遠隔教育の実証実験を実施