2025.07.15.
「トビタテ留学!JAPAN」に採用された社会学部3年生の巳年後さんにインタビューをしました!
官民共同留学キャンペーン「トビタテ!留学 JAPAN」に採用された社会学部3年生の巳年後まいさんにインタビューし、この制度の特徴や、留学に向けた意気込みなどをお聞きしてきました。
✎トビタテ留学!JAPANとは
文部科学省と支援企業・団体との官民協働プロジェクトで、支援企業・団体の寄付により支給型留学奨学金を提供することで、「産業界を中心に社会で求められる人材」、「世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材」の育成を目的としています。
本奨学金は充実した事前・事後研修と手厚い奨学金が魅力の制度ですが、留学中にインターンシ ップやボランティアなどユニークな活動を実践することが求められます。また本奨学金は企業からの支援で成り立っていることから、ビジネスに関連する分野や今後成長が見込まれる分野 における留学、今後各領域でリーダーシップを発揮することが期待される学生に適しています。
詳細はこちら:
【文部科学省】トビタテ!留学JAPAN - その経験が、未来の自信。
参考:
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム | 奨学金 | 留学の計画と準備 | 海外留学を考えている方 | 関西学院大学 国際教育・協力センター
——留学をしたいと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。
元々、家族の転勤で小学校 5 年生から5年間、シンガポールに住んでいました。2、3 年かけて英語が話せるようになったものの、受験とコロナがきっかけで帰国し、一度は英語を話すことをあきらめていました。しかし、大学2年生の春に海外の映画を観て、また海外に行きたいと思ったのがきっかけです。英語をまた勉強しようという前向きな気持ちになれました。
——今回「トビタテ!留学JAPAN」に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
高校からの親友が、以前「トビタテ!留学 JAPAN」で留学に参加しており、「人生が変わった!」と言っていたのがきっかけです。私から見ても、彼女は大きく変わったように感じられ、私も変わらなきゃと思いました。また、「トビタテ!留学 JAPAN」では、英語を学ぶだけでなく、留学での自分の目標を明確にすることも、すごく良い点だと考えています。面接審査では、資料を作成して自分の計画についてプレゼンしました。周りの学生もとても志が高く、他大学の学生との繋がりもできました。
——どのような留学計画を立てたのですか。
「ダンスと多様性の交差点を探る」という題名で計画をプレゼンしました。私は日本のダンス業界の課題を解決し、子供たちがダンサーを目指しやすい社会をつくりたいと思っています。そのためにアメリカの大学で舞台に関わることを幅広く学ぶほか、現地のボランティア団体で多様性の受け入れについても活動する予定です。また、「エヴァンジェリスト活動※」として、社会学部内の留学志望者の増加促進、ダンサーを目指す子供たちに「トビタテ!留学 JAPAN」の認知を広げること、SNSでの留学体験の発信にも取り組みたいと考えています。審査への準備は大変でしたが、国際教育・協力センター(通称:CIEC )の方にも支えてもらったり、図書館で集中して作業したりするなど、プレゼンする内容については自分が一番詳しい、と言える状態にして臨みました。留学先の状況や、政治などについても勉強しました。
※留学中や帰国後に、留学で得た体験、意義や成果を積極的に発信し留学機運醸成に寄与する活動
——留学に向けた意気込みをお願いします!
私はこの留学を、自分の人生を自分で切り拓くための一歩にしたいと考えています。現地での出会いや学びを通じて、自分自身と将来を真剣に見つめ直し、次に目指す目標を見つけられる留学にしたいです。また、社会学部生でも留学に挑戦できることを示し、挑戦する学生が増えるきっかけをつくりたいと思っています。
将来は、自分の選択に自身を持ち、自らの意思で選んだ道を歩める人間になりたいです。そして、「日本の良さ」を伝え、海外と日本を繋ぐ架け橋となり、人や社会の役に立てる仕事に携わりたいと考えています。
※本記事は、2025年7月9日に行われたインタビューの内容を基に作成しています。