2025.06.13.
(鈴木謙介教授・ゼミ)関西学院高等部生との合同ワークショップを開催しました!
6月5日(木)に開催された、高等学部との合同ワークショップについてご紹介いたします。 当日は高等部生と大学生が同じ空間でアイデアを出し合い、意見を交わす貴重な機会となりました!どのような対話や発見が生まれたのか、写真とともに、その一部をご紹介いたします!
✎今回のワークショップ概要
スマートフォン制限アプリを、高校生に一定期間利用してもらい、どのような効果が得られたか、スマートフォンにどのように向き合っていくべきであるかについて、ワークショップを通じて考えました。ワークショップでは、社会学部・鈴木謙介ゼミの学生と高等部生が一緒に「自分たちの考えや感想を形にする」ためのメソッドを体験的に学びました。高等学部生にはメディアや人々の行動について学ぶ社会学部での取り組みも体験いただきました!
——高等部生×大学生の対話的学びの実践
当日は高等部より生徒7名が来学し、社会学部ゼミ生とともにアプリに関する意見交換や分析を行いました!高校生と大学生がグループを組み、テーマに基づいてアイデアを出し合い、最終的には「アプリの使用感」に関するキャッチコピーを発表。高校生の積極的な発言に加え、大学生も意見を引き出す工夫をしながら、活発な対話が展開されました。
——社会学を“体感”する探求的な学びの時間
参加したゼミ生からは、「教える立場として相手にどう伝えるか、まとめるかを考えるのが新鮮だった」という声も聞かれ、互いにとって貴重な学びの機会となりました。また、ワークショップ後には、社会学部が目指す学びや大学での過ごし方について、鈴木先生から「やりたいことと大学の学びを重ねることの大切さ」が語られました。高等部とのこうした連携は、学部理解を深め、進路意識を高める機会として今後も積極的に展開していく予定です。
✎関西学院大学社会学部・鈴木謙介ゼミのご紹介
消費社会論を軸に、「コスパ」や「推し活」など、教員が決めたその年ごとの共通テーマを決めて全員で研究を進めています。担当教員は大学での研究にとどまらず、マーケティングリサーチ企業の顧問も務めており、複数の企業の商品開発や消費者調査にも携わっています。
記事担当者の感想
・ワークショップの冒頭では大学生が高等部生に声をかけ、場の雰囲気を和ませようとする様子が印象的でした。そのおかげで緊張もほぐれ、和気あいあいとした雰囲気のなか、高等部生と大学生の双方が積極的に意見を交わし、活発な対話が展開されていました!
・高等部生の発言を聞きながら、深掘りしていく大学生の姿からは、日々の学びが対話力としてしっかりと育まれていることが感じられました!