2025.01.10.
社会学部のゼミ生によるポスター発表会を開催

1月9日、社会学部の学生がゼミ単位でそれぞれの研究をポスター1枚で報告する「ポスター発表会」を社会学部棟セミナールーム1で開催しました。

「ポスター発表会」は社会学部で2017年度より行っている取り組みで、ゼミ活動を活性化させることや多様な調査、研究を知ること、活動内容をゼミに所属していない1年生に伝えることなどを目的としています。また発表会に合わせて、1月6日から8日の期間中、H号館ラーニングコモンズ前でポスターの掲示も行いました。
発表会では、自分たちの研究内容を熱心にプレゼンすることはもちろん、他のゼミのポスターを真剣に読んだり、学生同士がその場で自由に議論するなど、活発な交流が見られました。

研究について気になったことやコメントなどは、付箋に書き込んでポスターに貼れるようになっており、中には付箋が20枚以上貼られているポスターもありました。付箋には「大学生が経験しやすい流行のテーマを選定しており面白い」「グラフが見やすかった。他にも様々な項目と比較してみると面白そうと感じた」などさまざまなコメントがありました。

「体験型スポットからみた社会学」をテーマに、体験型スポットが思い出に残りやすい要因や、観光地における体験型スポットの魅力などについて研究した立石裕二ゼミの学生(3年生)は、「企業で働く方に電話やメールでインタビューするのは初めてで、何度もメールを読みなおしてから送るなどとても緊張した。また、研究成果として発表するためには誤った情報や認識を広めてしまってはいけないため、インタビューをした方に丁寧に原稿を確認いただくことなどを意識した。他のゼミの発表を聞くと、研究の視点や分析の方法が異なっており、とても新鮮だった」と話しました。