[ 法学部 ] 公務に特化した授業公共政策実践演習A 2

顕名と実名報道、記者クラブ、BPO案件などメディアを多角的に分析
メディアのあるべき姿を考察する

     
昨今“メディアが疲弊している”と言われている中で、“それらの原因がどこにあるのか?”という事を多角的に分析・検証して、メディアの本来あるべき姿を考察します。授業は基本的に教員と学生が発言し合う双方向形式で進められ、前週に決めたテーマに従って討論します。また、学外授業として職場見学が予定され、外部講師として一線で活躍しているジャーナリストを招いて講義を行う場合もあります。

授業の特長

こんな人におすすめ
・メディアや報道に関する仕事を希望する人
・物事の本質がどこにあるかという視点を醸成したい人
どんな学びや成長ができる?
・メディアの現状を分析する事によって、社会におけるメディアのポジショニングを理解できます。
・一つの事象を多角的に分析する事により、物事を判断する際に必要なバランス感覚を養います。
・“事実と真実とは違う”という事を論理的に理解し、物事の本質がどこにあるのかという視点を醸成します。
キーワード
メディア、報道、テレビ、ラジオ、新聞、出版、記者クラブ、特派員、スポーツジャーナリズム、誤報、BPO、広報、オールドメディア、ネットメディア、アナウンサー
履修基準年度・担当教員
履修基準年度:3年生
担当教員(2025年度):難波 秀哉

授業計画

授業計画
第1回 講師の自己紹介をしつつ“メディアが報じなければその事実は存在しない”と言う理論の説明
第2回

各媒体におけるメディアの構造とそのポジショニング
テレビ業界、ラジオ業界、新聞業界、出版業界、ネット業界などの説明

第3回

報道のバランス感覚
報道の自由と報道しない自由を検証しメディアが健全に機能しているかの説明

第4回 顕名報道と実名報道の検証

その線引きは?

第5回 記者クラブの功罪 良い面と悪い面の比較

第6回

特派員の仕事 国内と国外の特派員
第7回

スポーツジャーナリズムについて
ニュース報道との違い

第8回 誤報と事後処理

BPO案件

第9回 イベントの仕事

広告代理店との関り

第10回 広報の仕事の重要性

発信の仕方について

第11回 オールドメディアとネットメディアとの攻防
第12回 アナウンサーの仕事
第13回 クライアントや取材対象との距離

ヤマアラシの法則

第14回 メディアのあるべき姿

総論

授業外学修 職場見学