[ 法学部 ] 企業法務に特化した授業司法・ビジネス実践演習B5
会社法、企業法務、労働事件、家事事件、消費者保護法、国際法務
関学出身の弁護士から具体的事案を学ぶ
講師5人は現役の弁護士です。取り上げるテーマは、会社法、企業法務、労働事件、家事事件(相続・離婚など)、消費者保護法、国際法務など、多岐にわたります。
各回の講義テーマごとの基本的知識の習得と、具体的事案の背景事情やその解決方法に触れ、今後の社会生活に役立ててもらいます。
授業の中では、予習課題の検討とともに、講師から基本的な法律等の紹介も行います。学生は自由にディスカッションをします。
授業の特長
- こんな人におすすめ
- 将来法曹(弁護士、検察官、及び裁判官)になろうと考えている人はもちろん、公務員試験や資格取得を考えている学生にはおすすめです。
また、民間企業への就職を希望する学生であっても、法律と無縁に仕事をすることは不可能ですので、意欲のある学生であれば進路を問わず歓迎します。
- どんな学びや成長ができる?
- 企業法務でよく用いられる法律(会社法、労働法、知的財産法等)の基礎知識を習得します。また、企業法務に関する紛争事例や時事問題を法律的な観点から理解し、考察することができるようになります。
- 授業の雰囲気は?
- 少人数制の演習であるということから、学生と講師の距離が近く、質問や発言が行いやすい雰囲気です。
- 担当教員が語る他にはない魅力
- 複数の弁護士による講義を受けることができる授業は他に多くないと思います。
- キーワード
- 刑事弁護、労働事件、家事事件(相続・離婚など)、交通事故、倒産処理、会社訴訟、企業法務、国際法務
- 履修基準年度・担当教員
- 履修基準年度:3年生
- 担当教員(2025年度):富田 智和、金 啓彦、黒田 愛、瀬部 和久、中尾 悦子
授業計画
授業計画 | |
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第1回 | ガイダンス、民法の基礎の確認(特に、法人、契約法) |
第2回 | 株式会社、特に大規模会社について |
第3回 | 労働法の基礎について |
第4回 | 離婚をめぐる諸問題について |
第5回 | 高齢者をめぐる諸問題について |
第6回 |
相続をめぐる諸問題について |
第7回 | 取締役の注意義務、株主代表訴訟、子会社の反社会的勢力融資を防止するための内部統制システムに親会社取締役がどこまでの義務を負っているか |
第8回 | 技術的基準に適合しない子会社の製品の出荷に関して親会社取締役の責任が認められた事例 |
第9回 | 子会社の新規事業に係る貸付け及び増資の判断と取締役の善管注意義務違反 |
第10回 | 交通事故損害賠償及び民事訴訟について |
第11回 | 倒産処理について(個人) |
第12回 | 倒産処理について(法人) |
第13回 | 国際的な取引における契約の重要性について |
第14回 | 国際的な家事事件(離婚・子の引渡し)について |
ここまで読んだあなたへのメッセージ
現役の実務家から講義を受けることができる機会はさほど多くないと思います。意欲ある多くの学生の参加を期待します。