[ 法学部 ] 企業法務に特化した授業国際ビジネス法発展演習

国際ビジネス法務のプロへ
第一線で活躍する講師が直々に伝授

企業において国際ビジネス法務の第一線で活躍している講師を招き、国際ビジネス法務に関する問題解決の基礎を身に付けます。法理論を法務上の実際の問題にいかに適用すべきかを考える力も養成します。この演習は、3名の講師によるオムニバス形式です。各回ともに講義をしつつ、質疑応答やディスカッション、グループワークなどを混ぜ、受講生は積極的に参加しています。

授業の特長

こんな人におすすめ
企業法務のプロとして働きたい人、法務にも精通する国際ビジネスマンを目指す人
どんな学びや成長ができる?
国際ビジネス法務の実務上の問題点を検討することを通して、法律問題解決の基礎と法的思考方法を身に付けます。
法理論を法務上の実際の問題にいかに適用すべきかを考えて、国際ビジネスをめぐる紛争について実践的な解決策や予防策を講ずる力や知識を獲得することができます。
授業の雰囲気は?
意欲の高い学生同士が積極的に発言し、互いに学びあっている授業です。また、各講師がフレンドリーに、そして熱心に教えてくれます。
担当教員が語る他にはない魅力
企業法務に熟達した各講師から実践的な学びをすることができ、たとえ法務部志望でなくとも、社会に出てから役に立つこと間違いなし!各講師のKG愛は半端なく、関学法学部生に対してだからこそ、ここまで語ってくれる!そんなことまで教えてくれる!
キーワード
国際企業法務 会社法 経済法 知的財産法 契約法 交渉学 英米法、民事訴訟法
履修基準年度・担当教員
履修基準年度:3年生
担当教員(2025年度):山崎 理志、石井 廣明、齊藤 尚男

授業計画

授業計画
第1回 テーマ:訴訟実務(1)
企業法務部(弁護士ではない)における訴訟実務を演習形式で学習する。
訴訟過程でどのような攻防が実施されるかを学習することにより、翻って、法律や判例学習の一助としたい。
第2回 テーマ:訴訟実務(2)
企業法務部(弁護士ではない)における訴訟実務を演習形式で学習する。
訴訟過程でどのような攻防が実施されるかを学習することにより、翻って、法律や判例学習の一助としたい。
第3回 テーマ:訴訟実務(3)
企業法務部(弁護士ではない)における訴訟実務を演習形式で学習する。
訴訟過程でどのような攻防が実施されるかを学習することにより、翻って、法律や判例学習の一助としたい。
第4回 テーマ:訴訟実務(4)
企業法務部(弁護士ではない)における訴訟実務を演習形式で学習する。
訴訟過程でどのような攻防が実施されるかを学習することにより、翻って、法律や判例学習の一助としたい。
第5回 テーマ:企業法務の概要について
企業における法務部門の役割やその業務の内容について、メーカーの法務部門を中心に解説する。この講義を通じて、企業の法務部門においてどのようなことが行われているのかを理解すると共に、企業と言う組織での法務部門の存在意義などについての理解を深めていただきたい。

第6回

テーマ:企業におけるリスクマネージと企業法務の関わり(1)
企業が事業を行うにあたっては様々なリスクに直面するが、それらに企業としてどのように対応しているのか、また企業の一組織としての法務部門がそこでどのようにかかわっているのかを、事例を用いて考察する。事例としては、代金回収、取引先の倒産、品質問題、損害賠償責任などを取り上げる予定。
第7回 テーマ:企業におけるリスクマネージと企業法務の関わり(2)
企業が事業を行うにあたっては様々なリスクに直面するが、それらに企業としてどのように対応しているのか、また企業の一組織としての法務部門がそこでどのようにかかわっているのかを、事例を用いて考察する。事例としては、設備投資、新規事業、企業買収等を取り上げる予定。
第8回 テーマ:法令遵守の取組み
企業による法令違反も、顕在化した際のインパクトを考えると大きな事業リスクの一つと考えられるが、それを防ぐために法務部門がどのような取組みを行っているのかを事例を用いて考察する。
第9回 テーマ:新しい法規制への対応と、これからの法務部門に求められるもの(機能、組織、人材等)
社会の変化に伴って企業や法務部門が求められるものも刻々と変化している。それらに法務部門としてどのように対応しているのか、またそれらに応えるために必要な法務部門の組織、人材等についても考察する。
第10回 テーマ: 国際知財法務総論
国際的な企業知財実務の観点から、具体的な特許ライセンス契約事例を中心にディスカッションを行い、理解を深める。グループディスカッションや発表中心の授業とする。
第11回 テーマ:国際知財法務総論
国際的な企業知財実務の観点から、具体的な特許ライセンス契約事例を中心にディスカッションを行い、理解を深める。グループディスカッションや発表中心の授業とする。
第12回 テーマ:国際知財法務総論
国際的な企業知財実務の観点から、具体的な特許譲渡契約事例を中心にディスカッションを行い、理解を深める。グループディスカッションや発表中心の授業とする。
第13回 テーマ:国際知財法務総論
国際的な企業知財実務の観点から、具体的な特許譲渡契約事例を中心にディスカッションを行い、理解を深める。グループディスカッションや発表中心の授業とする。
第14回 テーマ:国際知財法務総論
国際的な企業知財実務の観点から、具体的な特許譲渡契約事例を中心にディスカッションを行い、理解を深める。グループディスカッションや発表中心の授業とする。

ここまで読んだあなたへのメッセージ

これからの日本社会において、法務人材はますます求められます。迷うくらいなら、この授業を履修して絶対に後悔しないと確信しています。少しでも関心のある皆さんの受講をお待ちしています。