PICK UP! 法学部生 中野 誇亮さん

[ 編集者:法学部・法学研究科       2019年10月11日   更新  ]

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学問は人を豊かにする。自身の学びを社会で生かすために

【名  前】中野 誇亮(ナカノ コウスケ)
【出身高校】相生高等学校
【人物紹介】
兵庫県たつの市出身。2016年度一般入試(独自方式)で法学部法律学科に入学。
法学部では「皇位継承権」や「立憲君主制」など、皇室に関連する事柄について研究をしている。
学外開催のプログラムにも精力的に取り組む。特に1年次に参加した議員インターンシップ実習を通して自身の成長を強く実感。1年次秋学期以降は若年投票率の向上を掲げ‟議員インターンシップ“を運営するNPO法人「ドットジェイピー」の学生スタッフとして参加学生のサポート、4年次からは政策立案コンテスト「未来自治体」の事業代表として全国の自治体と共同しながら活動している。
学生のキャリアを支援する「知るカフェ」の運営にも携わり、さらに交流の輪を広げている。知るカフェでの活動の影響でカフェ巡りが趣味に。年間で20~30件を訪問。

関学を選んだ理由

ハラスメントを受けたとき

綺麗なキャンパスに惹かれたのがまず一つの理由です。それに加えて、学内で学んだことを学外で活かすことを目的とした授業プログラムが多く設けられていることも魅力的でした。『大学での学びは社会に出てから役に立たない』と言われることもありますが、せっかく大学に行くのであれば「生涯役に立つ力」を得たいと考えていました。授業で学んだことを学外(社会)で活用する経験をすることで、実践に裏打ちされた、確かな教養を身に付けたいと思い、関学の受験を決めました。

高校生のころ、古典や日本史の授業で日本の皇室に興味を持ち、法学的な観点から皇室について学びを深めたいと思い、学部は法学部を選択しました。法学的な観点から社会を見通す教養を身につけることができ、法学部に入ってよかったと思います。

議員インターンシップ実習での学び

ハラスメントを受けたとき

議員インターンシップ実習の様子

1年生の夏に議員インターンシップ実習というプログラムに参加し、兵庫県議会議員の下で、政策活動(議会や会議の傍聴、勉強会)や地元活動(イベント参加、住民交流)に取り組みました。
当時は将来の進路は全く考えておらず、学部の知識を実践しながら学べる事、普段関わりのない政治家のもとで学べる機会に魅力を感じ、応募しました。実際に参加して、政治家の方の「社会を変えようとする姿」に刺激を受けましたし、活動を通して社会・政治の現場を体験できたことは成長につながりました。特に議員の「物事の裏側にある政治的な意図を常に考えなさい」という教えから、日常生活と政治は深く関わっているという学びを得られました。また、同じ関学生から受ける影響も大きく特に学生スタッフとして活動をサポートしていただいた先輩との出会いは、自分もスタッフとして活動を始めるきっかけにもなりました。
学外での実践的な学びの魅力を実感したことは、その後の「PBL特別演習(福島)」「霞が関セミナー」「平和学特別演習(ヒロシマ)」への、参加動機にもなりました。

学びの延長線

議員インターンシップ実習を経て、自らもNPO法人ドットジェイピーのスタッフとなってからは、関学生に対して、議員インターンシップや政策コンテストに関する広報活動(チラシ配布・説明会など)、議員と連携しながらプログラム運営を行っています。
多くの学生に「自分の学びを広げて欲しい」という思いを胸に、議員というお堅いイメージのある存在をいかに身近に感じてもらえるか、日々考えながら取り組んでいます。一見わかりにくいものを魅力的に伝える技術は、自分の研究分野を他者に伝えることにも活かすことができました。

渡邊ゼミ

NPO法人ドットジェイピーのイベント運営の様子

初めての海外

異文化へ直に触れたことで、さらなる視野の広がりを実感

ハラスメントを受けたとき

法政グローバル演習(インド):タージマハルの前で記念撮影

議員インターンシップ実習以外にも学外プログラムに多く参加しましたが、中でも3年生の秋学期にインドへ渡航する留学プログラム「法学・政治学グローバル演習(インド)」は強く印象に残っています。ずっと海外へ行ってみたいと思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。そんなときに費用面(約15万円)と期間面(約10日間)で参加しやすく、現地の学生と直接交流できる留学プログラムがあることを知り、参加を決意しました。このプログラムに参加した結果、異文化に直に触れるという新鮮な体験ができましたし、それによって自分の価値観や視野を広げることができたと思います。

印象的であったのは現地の学生(ネルー大学)達の「知ろうとする意欲的な姿勢」です。合同ゼミでは日本の政治的な問題や社会システムについても鋭い質問を多く受け、その知識量と興味範囲の広さに驚きました。ある学生から、「日本の天皇についてどう思うか」と質問が挙がったとき、他の関学生達が回答に困っている中、私は自身の専門分野の知識を交えながら答えることができました。その時は嬉しかったですね。1年生の頃から積み重ねてきた学びが生きた瞬間でした。合同ゼミでは日本のことを工夫してわかりやすく説明することの難しさや面白さも知ることができ、大きく成長する機会となりました。

関学に入ってよかったこと

ハラスメントを受けたとき

ラーニングアシスタントとして1年生の授業を補佐

議員インターンシップ実習以外にも学外プログラムに多く参加しましたが、中でも3年生の秋学期にインドへ渡航する留学プログラム「法学・政治学グローバル演習(インド)」様々な面で選択肢が多くあることが関学のいいところだと思います。そのおかげで自分の視野を広げることができました。例えば、私はもともと皇室典範という特定の分野の法律に興味があり法学部を選びましたが、1年生のうちは分野を絞らずに法律に関する授業を幅広く履修する必要があったおかげで、新たな興味関心に気づく機会がありました。関学では、法学部開講の授業だけでなく、分野の垣根を越えて他学部科目や豊富な全学プログラムも受講できるので「選べる環境」が整っていると感じます。
さらに、LA(ラーニング・アシスタント)として教員目線で授業運営に携った経験。授業を通じて先生方と議論を交わしたり、大学で知り合った友人と遊んだりする事で、周りの人から影響を受けて人として成長できた機会が多くありました。今の私の人格は関学法学部で過ごしたからこそ形成することができたと思っています。

進路に迷っている受験生にメッセージ

大学生活をより豊かにするためには、大学や学部を検討することはとても重要です。受験に向けてとにかく勉強することも大切ですが、それ以上に自分のやりたいことができる環境を探し出すことは、未来の大学生活においても、受験を成功させるためにも重要です。私自身も「関学で学び、その学びを社会で活かす経験をしたい!」と決めたときから勉強に対するモチベーションは大きく変わりましたし、入学後の大学生活を充実させることができました。机上の学びだけが「勉強」ではありません。ぜひ皆さんも「この大学に行きたい!」「そこでこんな経験がしたい!」という目標をまずは見つけてくださいね。

渡邊ゼミ