法学部ゼミ活動レポート

[ 編集者:法学部・法学研究科 2019年7月22日 更新  ]

画像

2019年度 法学部ゼミ活動レポート

[商法]石田ゼミ・笹川ゼミ 合同ゼミ

[国際機構論]望月ゼミ 関西国際法ディベート大会

[商法]石田ゼミ・笹川ゼミ 合同ゼミを開催

2019年7月6日(土)

IMAGE

研究演習I(3年次ゼミ)の笹川ゼミ・石田ゼミの合同ゼミが2019年7月6日に開催されました。各ゼミ3名ずつの小グループに分かれ、普段のゼミとはまた違う雰囲気で課題に取り組みました。

まず第1セッションでは、役員報酬に関する会社法上の課題について各ゼミの研究成果を報告し、質疑応答を行いました。続く第2セッションではグループごとのプレゼン大会。それぞれのグループが与えられた課題に対してゼミの垣根を越えて意見を交わし、限られた時間の中で見解をまとめ、作成したパワーポイントを用いて発表をしました。積極的な意見交換を通じて他のゼミの学生から刺激を受けることができ、充実した合同ゼミとなりました。

《ページの先頭へ》

[国際機構論]望月ゼミ 関西国際法ディベート大会に参加

2019年12月22日(日)

望月ゼミは、2019年12月22日(日)に龍谷大学で開催された関西国際法ディベート大会に参加しました。今年で24回目を迎える伝統あるディベート大会には、関西の5大学(関西学院大学、京都女子大学、同志社大学、立命館大学、龍谷大学)から16チーム、約160名の学生が参加しました。望月ゼミからは3、4年生22名が4チームを組み、大会に臨みました。

ディベートのテーマは「非国家主体に対する自衛権の行使」や「人権侵害国に対する経済制裁」など、現在の国際社会の諸問題と直接に関係するものでした。大会では、各チームが肯定側・否定側に分かれ、真剣な議論が展開されました。

大会では8つの試合が開催され、望月ゼミのチームは準優勝と3位入賞を果たしました。入賞したチームの服部さん(4年生)は、「チームで準備してきた事が認められて嬉しかった」と喜びを表し、植村さん(3年生)は「準備は大変でしたが、楽しくできました」と感想を述べていました。

2回目の大会参加となった4年生は、「社会人になっても必要とされる力が身についた」、「お互いに協力して取り組んだ事が結果だけではなく、チーム全員の笑顔につながった」と自信に満ちた表情で語ってくれました。また今年初めて参加した3年生も、「人間として成長できた」、「ディベートのテーマには簡単な答えはないけれど、興味深く面白かった」と話し、学年を超えた抜群のチームワークとその成果がうかがえました。

学年や性別にとらわれずに、ゼミ生一人ひとりがチームに貢献する姿に、望月ゼミの個性が際立った大会でした。望月ゼミは2019年の流行語大賞ONE TEAM そのものです。

ディベート中
集合写真
準備

《ページの先頭へ》

2018年度 法学部ゼミ活動レポート

[民法]渡邊ゼミ 神戸刑務所を参観

[国際政治論]赤星ゼミ 神戸大学・名古屋大学・立命館大学と4大学合同ゼミ

[国際機構論]望月ゼミ 関西国際法ディベート大会

[商法]石田ゼミ 関西大学と合同ゼミ

[民法]渡邊ゼミ 甲南大学とゼミ対抗討論会

[民法]渡邊ゼミ 神戸刑務所を参観

2019年2月20日(水)

画像

神戸刑務所を訪問するメンバーたち

渡邊ゼミと司法特修コースの学生約30名が学外研修として神戸刑務所(兵庫県明石市)を参観しました。
日ごろから刑法、刑事訴訟法、刑事政策などを学修しているメンバーも多く、刑務所内を参観することで法律の運用現場を肌で感じる貴重な機会になりました。
また、現場で働く刑務官の方から施設内の処遇制度や懲役刑という刑事罰の意味合いについて詳しく解説いただき、法律をさらに身近なものとして考える機会になりました。

参加ゼミ生のコメント

「時間」の使い方が徹底されており、刑務所は更生の場であると再確認できました。過ごしやすい環境であり過ぎると更生を促すことになりませんが、一方で受刑者の人権にも配慮する必要があり、両方のバランスをとても工夫されているように感じました。特にLGBTなど時代の変化に伴って広く認められてきた権利にいち早く対応している様子が印象的でした。(法律学科3年 男子学生)

刑務所がハローワークと連携し出所後の支援まで行っていることを知り、出所後の再犯がないようさまざまな指導や支援を徹底していることが分かりました。また、食習慣や宗教などに配慮した食事が提供されたり、目安箱が設置されたりと受刑者にさまざまな配慮がなされていることに驚きました。私が抱いていた刑務所のイメージと異なる発見がたくさんありました。今回参加してとても良かったです。(法律学科3年 女子学生)

《ページの先頭へ》

[国際政治論]赤星ゼミ 神戸大学・名古屋大学・立命館大学と4大学合同ゼミを開催

2018年12月22日(土) 名古屋大学を舞台に各大学が熱論

画像

4大学のゼミが名古屋大学に集結

赤星ゼミは、神戸大学(栗栖薫子ゼミ)、名古屋大学(三浦聡ゼミ)、立命館大学(足立研幾ゼミ)との合同ゼミを毎年開催しています。4大学合同ゼミでは、各ゼミが研究発表を行い、各発表に対する議論が行われます。今年は、名古屋大学で開催され、各大学から50名強が集まりました。

画像

授業中・授業外の学習成果を発表

赤星ゼミからは2チームが、「各国の宗教教育」と「AILAC諸国(ラテンアメリカ)による環境問題への対応」に関する発表をそれぞれ行いました。合同ゼミの発表準備は、秋学期ゼミの1つの柱であり、授業中・授業外の時間を使いながら、議論を進め、発表を形作っていきました。その過程では、さまざまな本を読み、英語論文にチャレンジした人もいました。

画像

各大学が参加した懇親会

合同ゼミ当日の各発表には、学生および教員からさまざまなコメントが寄せられました。発表やコメントを通して、研究を進めることの難しさや、プレゼンテーションの重要性などに改めて気づきました。また、合同ゼミ終了後には懇親会が開かれ、他大学の学生とさらに交流することができました。

同じ国際政治論ゼミとはいえ、赤星ゼミとは異なる雰囲気がそれぞれにあり、大きな刺激を受けました!

《ページの先頭へ》

[国際機構論]望月ゼミ 関西国際法ディベート大会に参加

2018年12月9日(日)

画像

大会に出場した望月ゼミ(3・4年生)

立命館大学で開催された関西国際法ディベート大会に、望月ゼミ(3・4年生)が出場しました。
この大会は1996年にスタートし、今年で23回目を迎える伝統ある大会で、今年は5つの大学(関西学院大学・京都女子大学・同志社大学・立命館大学・龍谷大学)から14チーム(約160人)が参加。国際法を軸にしたディベートを通じて、各大学の友好を深めました。

画像

国際法を軸にディベートを展開

望月ゼミは、他の出場チームに比べると人数は決して多くありませんでしたが、これまでの授業や前日の事前合宿で夜遅くまで打合せを行った甲斐もあって、アウェイな雰囲気に決して飲み込まれることなく終始落ち着いて議論を展開。数の見た目に負けない抜群のチームワークとテンポで会場の視線を集めました。

参加ゼミ生のコメント

画像

今回のディベート大会では「安全保障とサイバー攻撃」というテーマで、国際法の観点から他のゼミ生や他大学の対戦相手と議論を交わしました。自分一人では考えられないさまざまな意見に触れる事ができ、とても良い機会になりました。国際法を軸に1つのテーマを掘り下げた「経験」や「考え」は、他のテーマを考えるときに今も役に立っています。 (4年生 田中雄登さん)

《ページの先頭へ》

[商法]石田ゼミ 関西大学と合同ゼミを開催

2018年12月15日(土)

石田ゼミ(4年生)最後の行事である関西大学との合同ゼミが、12月15日に関西大学で開催されました。
会社法に関する論題についてそれぞれが賛否の立場に分かれ立論、質疑応答を展開。その表情はまさに真剣そのもの。多くの学生が積極的に意見を述べ、質問にも対応しました。
夕方まで討論を繰り広げた後は、打って変わる雰囲気のなか楽しく懇親会、そして恒例のゼミ対抗ボーリング大会で親交を深めました!

画像

《ページの先頭へ》

[民法]渡邊ゼミ 甲南大学とゼミ対抗討論会

2018年12月8日(土) 2大学3ゼミが集結

画像

対抗討論会にのぞむ学生(場所:甲南大学)

渡邊ゼミ(3年生)は、同法学部の瀧ゼミ・甲南大学の桑岡ゼミと協同し、民法の対抗討論会を12月18日に甲南大学岡本キャンパスで実施しました。

2大学3ゼミ総勢約50名が集結するこの合同イベントは、学生間で刺激を受け合い、交流を深めることが活動の目的です。

緊張感のなか、各ゼミ生が熱い立論を展開

画像

審査員から表彰状と記念品が贈呈

それぞれのゼミは約1カ月にわたる入念な準備を経て、「認定司法書士による非弁行為と委託・和解契約の効力」をテーマに立論と質疑応答を行いました。会場は緊張感に包まれるなか、ときに笑いあり、涙あり(?)で参加学生の熱いトークが繰り広げられました。
優秀者には、審査員から表彰状と副賞が贈呈され、討論会後の懇親会では、学生と教員が一緒になって和やかに親睦をはかりました。

参加ゼミ生のコメント

画像

渡邊ゼミ・瀧ゼミ・甲南大学桑岡ゼミ

対抗討論会は「他の大学と交流できる」という点でとても実のある体験でした。自分たちで勉強するだけではなく、他大学を訪れ意見を交換できる場はあまりないと思います。他大学や他のゼミ生と一緒に討論を行うことによって、自分自身も気を抜かず、いつも以上に勉強に力が入りました。何よりも、普段勉強している教室を飛び出し、いつもと違う環境でゼミ活動に取り組むことができたことが新鮮で楽しい体験でした。

《ページの先頭へ》