「PICK UP!法学部生」法学部4年生 山田 愛華 さん

[ 編集者:法学部・法学研究科       2017年10月31日   更新  ]

時間を忘れて打ち込めること

画像

【名  前】山田 愛華(ヤマダ アイカ)
【出身高校】小林聖心女子学院高等学校
【活動内容】高いレベルを意識し司法特修コースに所属。「多くの人を支えたい」という思い
      で、春から政府系の金融機関へ。趣味は幼少期より続けてきたクラシックバレエ。

法曹に憧れ、関学法学部へ

Q.法律に興味を持ったきっかけは?

高校生の頃、校外学習でいくつかの刑事事件の裁判を傍聴する機会がありました。そこでは器物損壊や窃盗など、身の回りでいつ起こっても不思議ではない軽犯罪について、ごく普通に見える人が被告人として裁判を受けていました。それ以降、普段あまり意識してこなかった「法」が自分にも大きく関わる身近なものであること、そして生活や社会の根底にあるものだということを認識するようになり、興味を持つようになりました。

Q.なぜ関学法学部へ?

ハラスメントを受けたとき


裁判傍聴、ドラマや映画の影響で法曹(弁護士や裁判官)に憧れを持ち、また「司法特修コース」の存在が決め手となり、関学法学部へ進学しました。

「多くの人を支えたい」。原点に立ち選んだ道

Q.どういった4年間を過ごされましたか。

この大学で与えられた「出会い」によって、大きく成長できた4年間でした。特に、2年生から所属した司法特修コースでの出会いは、自分に多くの影響を及ぼしたと思っています。

まずは、同じコースに所属した「仲間」の存在です。法曹を目指し努力している学生や、意欲的な学生が多く集まっていることもあり、お互いに切磋琢磨していく感覚を味わうことができました。
もう1つは、このコースで出会えた「教員」の存在です。法学部の教員だけでなく、ロースクールの教員や現役の弁護士など法律のエキスパートから学び、体験談を伺うことで、日本の司法を取り巻く現状や自分の将来の展望について考えるきっかけとなりました。

Q.卒業後の進路と、その道を選んだ理由について教えてください。

政府系の金融機関に就職します。
私は元々、弁護士に憧れて司法特修コースに入ったのですが、その根底には、「多くの人を支えたい」という思いがありました。

この思いを強く再認識できたのは、弁護士として働かれている方々から、実際の現場のお話を伺ったことがきっかけでした。法律の知識を用いて、トラブルを「解決」できる職業である一方、何かが起こった「後」にしか助けられないという側面、そして弁護士への相談は一般の方にとって敷居が高いと見なされている実情に触れる中、弁護士への憧れの根底にある自分の思いに立ち返りました。

「弁護」することで困った人を助けることへの憧れは変わっていません。しかし、その道を歩くプロの方と関わる中で生まれたのは、「より人の生活に密着した場で、人の生活を支えたい」という、新しい思い。そういった経緯もあり、金融機関で人の生活を支えたいと考えるようになりました。

Q.その原点を形作ったものは?

関西学院大学の掲げる『建学の精神』は、私の出身校のそれと通ずるところがあると思います。
 
自ら学び、そこから得た知識を人のために使うこと。広く視野を持ち、謙虚な姿勢で社会に貢献すること。中学・高校の6年間、カトリックの学校で学びキリスト教の精神に触れるなかで、自然に自分が得た学びを活かす形で社会に貢献したいと思うようになりました。

好きなことには、時間を忘れて努力できる

Q.学業以外に夢中になっていることはありますか。

ハラスメントを受けたとき

勉強の合間に塾や百貨店でアルバイトをしたり、サークル活動、イベントを企画する学生団体の活動をしたり、幼稚園の頃から続けているクラシックバレエのレッスンに通ったり、友達と旅行や遊びに出かけるなど、大学生活を楽しみました。
 
特にバレエでは、時間をかけて練習し、本番の舞台でお客様から拍手をいただけたときや、自分の満足できる踊りができたときに達成感を得られます。また、たくさんの人のサポートがあって成り立つ「芸術」なので、周囲への感謝の気持ちを忘れないよう心掛けながら、楽しく取り組んでいます。

Q.バレエに打ち込む中、忘れられない経験はありますか。

ハラスメントを受けたとき

大学2年の時発表会で2つのソリストの役を与えてもらった時のことです。

出番が多く疲れもあり、本番の日にコンディションをピークに持っていくことができませんでした。練習ではできていたことが本番ではできず、力を出し切れなかったことで感じた悔しさが忘れられません。

実は、これまでのバレエ人生の中で、私自身は満足のいく踊りができた時の記憶があまりないのですが、時間をかけて練習したからこそ、失敗やミスが悔しく思えるのだと思っています。

Q.打ち込んでいる活動と勉学を両立させる秘訣はありますか?

勉強もその他の活動も自分が好きなこと、興味をもっていることを突き詰めて、楽しく取り組んできたので、私の中では『両立』という意識はあまりありません。

好きなことや興味のあることには、時間も忘れて努力できると思います。好きなことができる環境に感謝しながら、なんでも前向きに挑戦してみるといいのではないかと思います。

法学部の4年間は、卒業後の自分を支える

法学部の後輩、法学部を目指す高校生たちへ一言

画像

勉強も、それ以外についても何でも挑戦してほしいと思います。チャレンジする中で視野が広げられ、将来やりたいことに私自身が出会えたからです。

法学部生は、4年間の学びを通じて論理的な考え方、多角的な視野、文章・発表を用いて自分の意見を述べる力、人の意見を聴く力などを飛躍的に伸ばすことができます。卒業生は法曹だけでなく、公務員や幅広い業界の民間企業へ進み、法学部で得た知識やスキルを社会で役立て、活躍しています。法学部での4年間の学びはきっと、卒業後のあなたを支えてくれると思います。

私自身も、法学部や司法特修コースで得たこれらのスキルを、社会に出て人のために使っていきたいと思います。