PICK UP! 法学部生 森山颯太さん

[  2016年10月29日   更新  ]

明確な目標が、自分を全力にする

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【名前】  森山 颯太
【出身高校】大阪府立夕陽丘高等学校
【活動内容】フランス人留学生が一緒に参加する関谷ゼミでフランスと日本の政治を比較している。課外活動ではバスケットボール、バレーボール、フットサルなどを行うスポーツサークルを運営。

無知からうまれた国際政治への興味

Q.なぜ関学法学部へ?

私が受験生だった2012年にアメリカやロシア、フランスなどの先進国で新たな首脳を決める選挙が行われました。ニュースを見るたびに自分自身が無知であることを実感するととともに国際政治に大きな興味を持つようになりました。
 また、オープンキャンパスに来た際にオシャレな校舎、オシャレな大学生に憧れを抱き、関学に行きたいと考えるようになりました。

キャンパス

Q.実際に法学部で政治を学んでみてどうですか。

国際政治を学ぶ中で、政治史の重要性とおもしろさを感じました。それぞれの国の歴史を知ることで、その国の政治システムがなぜそのような仕組みになったのかが見えてくるからです。

ゼミの中で体験した異文化理解

Q.現在所属しているゼミの紹介をしてください。

私が所属する関谷先生のゼミでは、各自が好きなテーマで日本とフランスを比較研究することができます。社会保障制度や移民政策など興味を抱いたことについて研究できるのでとても楽しいです。
 また、ゼミにはフランス人留学生も参加しているので、異なる文化を知ることができます。これまでの人生で外国人と深く関わることがなかったので貴重な経験となっています。関学は留学制度が充実していますが、留学に行かなくても日常的に外国人と交流できたり外国文化に接したりできる環境があります。私にとっては、こうした環境があることも関学法学部ならではの魅力だと思っています。

興味・感心のある研究テーマ(あれば)

ハラスメントを受けたとき

移民大国フランスの政策を例にとって今後日本が移民問題にどう取り組むべきかを研究しています。近年日本国内で議論されつつある移民受け入れ積極化についてさまざまなメリット・デメリットを考えて自分なりの答えを出したいと考えています。

メンバーの楽しんでいる表情を見ることがやりがい

Q.大学生活の中で打ち込んだ活動は何ですか?

150名規模のメンバーが集まるスポーツサークルを運営してきました。月に4.5回バスケットボールやバレーボール、フットサルなどを行い、シーズンになると運動会やBBQなどのイベントを行っています。
 やりがいは何といってもメンバーの楽しんでいる表情を見ることです。メンバーから「楽しかった」「参加してよかった」と言ってもらえることが大きなやりがいでした。

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Q.その経験からどのようなことを学びましたか?

ハラスメントを受けたとき

 組織をまとめ、円滑に動かすには、自分だけが頑張るのではなく周囲に頼ることが大切です。大きな行事になればなるほど、その「頼る力」が重要になります。そのことに気づくまでは、例えばバーベキューのイベントで場所取りから食料調達まですべてを自分一人でしようとしてパンクしそうになっていました。周りに頼って任せることで、簡単に乗り越えられることだったんですが。

勉強も、仲間と過ごす時間の楽しさも負けたくない

Q.打ち込んでいる活動と勉学を両立させる秘訣はありますか?

スケジュール管理を徹底して時間と気持ちのメリハリをつけることだと思います。前もって綿密なスケジュールを作り「遊ぶ時は遊ぶ、勉強する時は勉強する」これを徹底するように心がけています。あとは、それぞれの活動に明確な目標を設定して絶対に達成するという強い意志を持つことも大切です。
 ですが、一番はこの負けず嫌いな性格が役立っているなと感じます。

今後の抱負

 来年の春からは社会人になるので、卒業までに悔いを残さないように仲間たちと楽しい思い出をたくさん作りたいと考えています。もちろん、負けず嫌いなので最後まで勉強にも気を抜かないつもりです。法学部のGPA成績上位者として毎学期顕彰してもらっているので、最後まで名前が挙がるようにしたいです。また、社会に出てからは関学の後輩の手本となれるようなOBになりたいです。

法学部の後輩、法学部を目指す高校生たちへ一言

 関学法学部は一言で言うと「おもろい」です。学生だけでなく先生も個性的で面白い人が多く、楽しく学べる環境が関学にはあると思います。素晴らしい環境が整った関学で何事にも積極的に取り組んで「おもろい」大学生活を過ごしてください。