2015.07.08.
法学部1年生、スピーチコンテストを実施!~初の中央講堂で開催~
法学部の1年生代表者14名によるスピーチコンテストが7月6日に西宮上ケ原キャンパスの中央講堂で開催されました。
このイベントは法学部の初年次必修科目「スタートアップ演習」の集大成として実施され、全クラスから選抜された代表者14名が「私は今後法学部でこのように学んでいく」をテーマにした2分半のスピーチを披露し、その内容や伝え方を競うもの。
例年は個別のクラスに分かれて審査をしていましたが、今年は初めて中央講堂で全1年生を集めて開催。コンテストの進行や運営はすべてラーニングアシスタントの先輩学生らが行い、舞台の照明や音響にもこだわった演出をしました。
代表学生14人は1年生約700人を前にスピーチを行い、教員審査、学生審査によってグランプリを決めました。
スピーチで学生たちは、父に憧れて公務員を目指したい、過労問題を解決するために労働基準監督官になりたい、政治家になって国を変えたい、海外経験を活かして国際関係について学びたいなどさまざまな目標を語りました。
学生審査員賞には元自衛官としての経験を活かして、法律について学ぶことで日本の国防のあり方や課題について改めて勉強したいと語った法律学科の福水湧大さん、グランプリにはインド人の友人が腸チフスという病にかかったことがきっかけで国際問題に関心を持つようになり、将来はUNICEFの職員になりたいと語った政治学科の米田奈央さんが選ばれました。
審査委員長を務めた内山衛次・法学部教授は「どの学生も素晴らしいスピーチをしてくれたので結果は僅差でした。2分半という短い時間にみなさんの熱い思いが表れていて刺激になりました。夢に向かって今後の学生生活を有意義に過ごしてほしい」と話しました。
米田さんは「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、びっくりしました。コンテストの準備を手伝ってくれた先輩や友人にも感謝しています。今後は夢に向かって勉強はもちろん、たくさんの人と出会い、いろんなことに積極的に取り組んでいきたい」と意気込んでいます。