2012.06.29.
戸田善規・多可町長が「地域政策入門A」に登壇

多可町長写真

 戸田善規・多可町長(兵庫県)が6月29日、法学部・経済学部連携授業「地域政策入門A」で、「いなかのステキ学」をテーマに講義しました。
 戸田町長は、町村部を取り巻く環境の変化や役場の役割、多可町の政策・施策、アピールポイント、合併後の状況などを説明し、「町には衰退化する産業があります。しかし、マイナスとマイナスを掛け合わせるとプラスに向かう産業が生まれます。多可町では害獣のシカを利用してシカ肉を生産する新たな地場産業を作りました」など実例を挙げながら講義しました。フェイスブックの利用など戸田町長自身が行っている情報発信の取り組みも紹介され、約600名の受講生が熱心に聴き入りました。
 講義で初めて多可町を知ったという学生は「多可町について学べる良い機会になりました。今度は多可町に行って、自分の目や体で“ステキ”を体験したいです」と話しました。

 「地域政策入門A」は、法学部・経済学部が08年度から設置した両学部連携コースの入門科目です。地域政策の担い手と、それを取り巻く法的・行政的な制度や仕組みの理解を目指し、毎年近隣の首長をゲストスピーカーとして招き、講義を実施しています。
 今年度の「地域政策入門A」では、戸田多可町長につづき、7月6日(予定)に山中健芦屋市長をゲストスピーカーとしてお招きする予定です。