2024.07.16.
1年生約730人が集結しスピーチコンテスト 代表14人が法学部での学びを語る
少人数教育に力を入れている法学部は7月8日、初年次必修科目「スタディスキル演習」の集大成であるスピーチコンテストを西宮上ケ原キャンパスの中央講堂で開催し、約730人の1年生が集結しました。
このコンテストは全クラスから選抜された代表14名が「私は今後法学部でこのように学んでいく」をテーマに登壇。各自2分のスピーチを披露し、その内容や伝え方を競います。2015年度から毎年、7月上旬に行われており、この時期の風物詩となっています。
代表14名は約730人の観衆を前に本番前は緊張した様子でしたが、本番を迎えると全員が見事なスピーチを披露。「かつての祖父を助けられるように」「『納得』は全てに優先するぜッ!」「冤罪を減らすために」「子供たちに法を伝達するために」など独自性のあるスピーチが展開され、毎回、大きな拍手が沸き起こりました。
グランプリに輝いた大石真央さん(法学部1年生)は「核なき世界を日本から」をテーマに登壇しました。最初に「戦争は絶対したらいかんとよ。戦争は悲しみしか生まんけんね」という曾祖母の言葉が忘れられないことを紹介。「長崎に生まれ、長崎を愛する私にも微力ながらやるべきこと、できることがあると思い、将来は国連機関の職員として核兵器廃絶の活動がしたい」と力強く語りました。その後、法学部での学びについて「国際問題を平和的な解決に導く国際法を学び、国際社会に関する知識や考え方を身に付けたい」「英語はもちろん、国連公用語であるフランス語も勉強し、留学にも挑戦することで異なる文化を知りたい」などと意気込みました。
法学部では、スタディスキル演習はじめ、基本演習、専門導入演習、模擬裁判演習、人文演習、研究演習I・II、コース実践演習など少人数制の演習を数多く取り入れています。
基礎から専門へ段階的に取り組むことのできるカリキュラムが組まれており、学生を確実な知識の修得へ導きます。
スピーチコンテストのダイジェスト動画は以下よりご覧いただけます。