2023.12.15.
望月康恵ゼミ、京都女子大学の前田直子ゼミと国際問題交流会を開催

 法学部の法学部の望月ゼミの学生は、京都女子大学の前田ゼミの学生と、2023年12月10日(日)に関西学院大学梅田キャンパスにおいて国際問題研究交流会を開催しました。交流会では大学混成の3チームにより、国際問題についてグループ報告が行われました。

 報告のテーマは、「ALPS処理水の排出と国際法」「人権侵害を理由とした経済制裁の是非」「ロシアによるウクライナへの侵攻と国際法」でした。いずれのテーマも、現在の国際社会において議論されている重要な問題です。国際法の観点から考え論じる事は、正解のない問題に解決を見出そうとする困難な作業でした。研究交流会の準備を通じて国際法を学びながら、国際社会が直面している問題と向き合う事は非常に有意義な経験になりました。

 交流会を通じて、国際法に関する知識を得るだけではなく、チームとして学年や性別を越えて一つの目標に向かって協力して取り組むことができました。ゼミでは研究交流会に向けて約2ヶ月に渡って準備を行い、個人での調べ学習やグループで議論を深めました。与えられた課題に対して一人一人が真剣に向き合いました。意見が煮詰まり、焦燥感が募ることもありました。しかし、大学や学年を超えて協力し合うことにより、様々な困難を乗り越えることができました。

 交流会当日は、お互いに助け合いながら無事に報告を行うことができました。この時ほど仲間の存在に心強さを感じたことはありません。

 今回の交流会を通して、仲間と協力して課題に取り組むことの難しさと面白さ、目標達成の喜びを味わえました。この経験がゼミ生の思い出となり、また今後の人生において役立つに違いありません。

(執筆者 望月ゼミ3年生 中谷勇太)