2023.07.11.
1年生700人が集結しスピーチコンテスト 代表14人が法学部での学びを語る

登壇した14人の1年生

登壇した14人の1年生

少人数教育に力を入れている法学部は7月3日、初年次必修科目「スタディスキル演習」の集大成であるスピーチコンテストを西宮上ケ原キャンパス・中央講堂で開催し、約700人の1年生が集結しました。
このコンテストは全クラスから選抜された代表14名が「私は今後法学部でこのように学んでいく」をテーマに登壇。各自2分のスピーチを披露し、その内容や伝え方を競います。2015年度から毎年、7月上旬に行われており、この時期の風物詩となっています。
代表14名は約700人の観衆を前に本番前は緊張した様子でしたが、本番を迎えると全員が見事なスピーチを披露。「法律を通じて社会を見る」「すべての非行少年を救う」「「正義」に対する解釈の探求」など独自性のあるスピーチが展開され、毎回、大きな拍手が沸き起こりました。

スピーチを行う塩入美月さん

スピーチを行う塩入美月さん

グランプリに輝いた塩入美月さんは「人権活動・法・私」をテーマに登壇しました。日本におけるLGBTへの法整備の不十分さに着目し、女性問題、男性問題、セクシャルマイノリティーに関する人権活動家になることが目標であることを冒頭に紹介。「活動に必要な法律の知識を深め、様々なプロセスにおける自分の意見を固めていきたい。また、判例や裁判例を通じて、問題を見極める力も伸ばしていきたい。誰もが性別や性的思考を理由に不利益を受けることがない社会の実現を目指す」と力強く語りました。

スピーチコンテストのダイジェスト

法学部では、スタディスキル演習はじめ、基本演習、専門導入演習、模擬裁判演習、人文演習、研究演習I・II、コース実践演習など少人数制の演習を数多く取り入れています。
基礎から専門へ段階的に取り組むことのできるカリキュラムが組まれており、学生を確実な知識の修得へ導きます。

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