2023.01.10.
【望月ゼミ】国際法ディベート交流会に参加して

望月ゼミは2022年12月17日(土)にオンラインで京都女子大学と国際法ディベート交流会を行いました。ディベート交流会では2つのチームに分かれ、国際法に関するディベートを行いました。

ディベートのテーマは、「国による自治共和国の併合の合法性」(Aチーム)と「人種差別撤廃条約上の裁判管轄権と受理可能性」(Bチーム)でした。いずれのテーマも、現在の国際社会における重要な問題です。これらの問題に対して国際法の観点から考え論じる事は,答えのない問題を解決することであり難でした。しかし今回のディベート交流会を通じて各々が国際法を学びながら、国際社会が抱える問題に向き合う事は非常に有意義な経験でした。

交流会を通じて、国際法に関する知識を得るだけではなく、チームとして学年を越えて協力して物事に取り組むことの難しさや楽しさについても学ぶことができました。ゼミではディベート交流会に向けて2ヶ月に渡って準備を進めました。この期間は、個人での調べ学習やグループ内での議論などを行いました。与えられた問題に対して真剣に向き合い、また真剣に向き合ったからこそ意見の対立もありました。意見が煮詰まり、焦燥感だけが募る時期もありました。しかしゼミ生同士で学年を超えて協力し合うことで多くの困難を乗り越えることができました。交流会の準備を通じて、同学年の親交が深まった事はもちろん、学年の垣根を越えて、ゼミ生全員の距離が近くなりました。

ディベート交流会当日は各々が自分の役割を全うしながら、お互いに助けあい、ながら交流会を無事に終えることができました。この時ほど仲間の心強さを感じたことはありません。

今回のディベート交流会を通して、協力して課題に取り組む難しさと面白さ、最後までやりきった達成感を味わうことができました。この経験がゼミ生全員の大きな思い出となり、また今後の人生においても必ず役立つに違いありません。

(執筆者 3回生 奥田直樹)