2022.07.19.
朝の通学ボランティア 小学生が感謝の会

聖和キャンパスの近くにある西宮市立上ケ原小学校の子どもたちの登校時の安全確保と見送りのボランティアを行っている教育学部の有志のボランティアへの感謝の会が、7月15日(金)聖和キャンパス内で開かれました。

感謝の会には、上ケ原小学校の児童約30人が参加し、代表の児童から「みなさんが見守ってくださるおかげで安心して通学できます。いつもありがとうございます」と
感謝の言葉と、メッセージカードが贈られました。



このボランティア活動は2001年6月8日に発生した大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件に衝撃を受けた教育学部の藤木大三教授が、聖和大学(当時、09年に関西学院と合併)
教育学部の学生たちに呼びかけ、事件からちょうど1ヶ月経った7月8日から始まったものです。その後も新たに入学してくる学生に活動が受け継がれ、関西学院大学教育学部に
なってからも途切れず20年以上続いています。今年は2年ぶりに対面で実施されました。

現在は藤木教授や学生たちの熱心な活動を見た地域の老人会やボランティアの方たちも共に活動に参加するようになり、地域社会活動へと拡がりも見せ、世代を超えた交流も
生まれています。