[ 商学部 ]寺地 孝之ゼミ(ファイナンス)
どのような研究をしていますか
ファイナンスとそれを取り巻く金融システム(法律・制度・政策)の役割を国際比較と国際関係の視点から多面的、かつ歴史的に研究しています。実務への理解も重視され、「もしあなたがBanker ならば、もしあなたが経営者ならば、この仕事、どうしますか?」という問いかけに答え続けることが毎週、ゼミの時間の冒頭で求められます。
このように「寺地ゼミ」では、学問と実務の壁を乗り越えて「お金をめぐるビジネスとシステムの研究」という日々の生活に密着した身近で大切な内容がテーマです。とはいえBanker、ファイナンス、金融システムはあくまでも研究対象です。ゼミでは、そうした対象を通じてプレゼンテーションやコミュニケーションの能力を養成し、社会に通用する「プロの学生」をゼロから目指しています。
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ゼミ活動の流れは
3年生の間に、他学部・他大学(同志社大学、慶應義塾大学等)とディベート中心の「合同ゼミ」を実施します。そのため、研究テーマもファイナンスから離れて、経済、社会、政治、国際問題などの領域から設定される場合があります。
具体的には、3年生の4月から研究演習が開始し、8月1日から研究活動(通称「ロード」)が本格始動します。10月に渋沢栄一杯ディベート大会、11月には経済学部の小林ゼミナールとの合同ディベート大会、そして12月には同志社大学商学部の植田ゼミナールとの合同ディベート大会、証券ゼミナール大会に出場します。この5ヶ月で一気に能力を高め、その後はすぐに就職活動に取り組みます。
また、研究活動以外にも、夏合宿や阿波おどりへの参加、新月祭の出店等のイベントも行います。
4年生になると、各自が関心のある研究テーマを選び、卒業論文の作成を行いつつ(原則として「懸賞論文」等に応募します)、同時に3年生の研究をサポートします。
ゼミを選んだ理由
寺地ゼミは、ゼロから「プロの学生」を目指しており、同じ志を持つ仲間と共に、高い目標に向かって活動に取り組むことで、成長できるからです。
実際に寺地ゼミでの2年間を通して、論理的思考力が身についたことはもちろんですが、圧倒的な自信も得ることができ、大きな成長を実感しています。
寺地ゼミに入ったからこそ、後悔の無い大学生活を送ることができたと胸を張って言うことができます。
将来について
寺地ゼミでは、どのような実務、どのような企業にも対応できるゼネラリストとしての能力が養われます。実際寺地ゼミでは、銀行、証券、信託、生保、損保はもちろん、アセットマネジメント、証券会社IB職、外資系コンサル、シンクタンク、総合デベ(不動産)、総合商社等、幅広い業界に就職しています。金融・財務の知識が不要な業種は無く、さらに将来起業した場合も必須の知識となるため、社会人になっても寺地ゼミで得たスキルを活かして成長し続けたいです。
執筆者 I.T. (4年生)