[ 商学部 ]3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)
Kwanseiコンピテンシーの獲得を念頭において、商学部のディプロマ・ポリシーを以下の通り定める。
商学部は、「隣人・社会・世界に仕えるため、自らを鍛える」という内容を示す関西学院のスクールモットー“Mastery for Service(奉仕のための練達)” のもと、次の能力等を有する「真に創造的な能力を有するビジネスパーソンの育成(Fostering Creative Minds for Business)」を教育理念としている。
基本的意識と姿勢
・知識を修得する意欲と、それを社会への奉仕に生かそうとする意識と積極的な姿勢を有する。
基本的思考と判断
・現代社会のなかで企業などの経済主体が果たす役割、その行動原理と仕組み、そこで用いられる政策や管理方法とそれらが社会に及ぼす影響、経済主体の社会的責任・倫理の重要性などを体系的に把握・分析・理解する能力を有する。
・問題を発見し、問題の本質を問い、論理的考察と多面的総合的視点から社会的現象を的確に判断し行動する能力を有する。
知識と技能
・商学についての基礎知識と専門知識、総合的教養を修得し、高いコミュニケーション能力を有し、多元的社会のなかで機能や文化を異にする他の多くの主体との共生を図ろうとする意識と積極的な姿勢を有する。
このような教育理念に基づき、本学部は、学則に定められた期間在籍し、卒業に必要な単位数を修得した者に、学士(商学) を授与する。
力リキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)
商学部は、キリスト教主義による人間愛の精神を涵養し、一般教養による人格形成を図り、専門知識を身につけ国際化時代・情報化時代である今日の社会に貢献できるビジネスパーソンを養成するため、カリキュラムの編成に当たって、以下①~⑤の5本の柱を立てる。
①ビジネスパーソンとしての一般教養の修得
専門知識に偏らない一般教養やビジネスの背景的知識を提供する。
②ビジネスパーソンとしてのミニマム・コンピテンスの修得
ビジネス全般に関する基礎的知識を体系的に提供する。
③ビジネスパーソンとしての高度な専門知識の修得
ビジネスの各分野におけるスペシャリストとして意思決定能力・分析能力等を養うため、経営、会計、マーケティング、ファイナンス、ビジネス情報、国際ビジネスの6コースを設け、各分野の高度な専門的知識を体系的に提供する。
④ビジネスパーソンとしてのコミュニケーション能力の修得
学生・教員間の学問的・人格的な接触を通じて学習する演習型科目を提供する。
⑤ビジネスパーソンとしての外国語能力の修得
外国語をツールとしてビジネスを学習する機会を提供する。
アドミッション・ポリシー(入学者の受入方針)
商学部の教育理念は、“Mastery for Service(奉仕のための練達)”というスクールモットーの精神を踏まえて、営利、非営利を問わず経済活動に関わるすべての主体がおかれている現実と向かうべき方向に対する認識を深めつつ、同時に広範な人間生活や環境との関わりの中で、その役割を見極める能力と主体性をもった人材、すなわち「真に創造的な能力を有するビジネスパーソン」を育成することにあります。本学部は、この教育理念に基づき、人間性を向上させる意欲に満ちあふれた、多様な適性と能力を有する学生を受け入れたいと考えています。
そのため、筆記試験を中心とする一般選抜入学試験と、面接(口頭試問含む)を取り入れた各種入学試験を実施し、高等学校における基礎学力の三要素である「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」および「主体性・多様性・協働性」を総合的に評価します。