[ 商学部 ]森谷 周一ゼミ(経営)

どのような研究をしていますか

森谷ゼミは企業の戦略について多面的に研究を行っています。私たちは老舗和菓子屋様と共同で、和菓子の新製品戦略を立案しています。今の和菓子業界の問題点を自分たちで設定し、それに対してどのようなアプローチをすることが適切かを考えています。主に経営学やマーケティングの立場から、どうすれば良い商品が生み出せるかを日々研究しています。

毎回の授業では、各班がそれぞれ考えた戦略を発表しています。発表後は学生同士で質疑応答により議論をします。実在する企業と共同でプロジェクトを進行していくことで、経営やマーケティングの専門知識が身につきます。

ゼミ活動の流れ

私たち2期生は、2年生時の12月に顔合わせが行われ3回生から本格的に活動が始まりました。4月には事前学習として自分たちで和菓子の調査を行います。実際に和菓子を売っている所に行き、和菓子の現状を肌で感じました。

5月の第1クールでは、顧客・業界・自社の分析および考察とコンセプト形成を行いました。これから研究を進めていく上で大切な業界の分析を中心に研究します。第2クールでは製品コンセプトの中間発表を行いました。班に分かれてそれぞれの製品コンセプトを発表しました。次に第3クールでは、製品原案の中間発表を行いました。デザインや味、価格、流通チャネルなどより具体的な部分まで発表します。夏休みのゼミ合宿では実際に和菓子の工場見学を行い、先方の方に考えた製品を提案し意見交換を行います。

 秋学期になると、ゼミ内での最終プレゼンの練習を行います。11月に関わっているクライアントの方をお迎えして最終プレゼンを行います。

ゼミを選んだ理由

森谷ゼミ写真

私が森谷ゼミを選んだ理由は、経営に興味があり、ゼミ説明会を聞いて学生が主体的に勉強できる環境があると感じたからです。
学生生活で大学の環境下で仲間たちと楽しみながら研究に打ち込みたいと思い、このゼミを選択しました。研究がうまくいかない時もありますが、意識の高い仲間たちとともに日々研究に励めています。
                                         執筆者:S.F.(3年生)