[ 商学部 ]土方 嘉徳ゼミ(ビジネス情報)

どのような研究をしていますか

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私たちのゼミでは、ソーシャルメディアにおけるユーザー行動とユーザー心理に関する研究を行っています。
どのような人が多くの「いいね!」を集めているのか、特定のタイプの人に見られるツイートの特徴には何があるのか、誰がサービスを長く使っているのかなどについて、ユーザーの心理的特性も考慮して分析します。
分析結果は、ソーシャルメディア・マーケティング用いられます。分析については、2年生の秋ごろからプレゼミで習うPythonやRなどを使います。普段私たちが使っているソーシャルメディアには、思っている以上に面白いことが起こっています。

ゼミ活動の流れ

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ゼミが本格的に始まる前である2年生の11月からプログラミング研修で、Pythonというプログラミング言語を学びます。3年生の春学期に自由課題として自分で作りたいプログラムを作り、ゼミ生や外部の先生の前で発表します。また、3年の春学期にはソーシャルメディアに関する英語論文を輪講し、社会情報学への理解を深めます。

3年の秋学期からは、それぞれの研究を進めていきます。そのためにデータ解析を行うこともあり、最初に習ったプログラミングの知識が活かされます。4年生では、研究の進捗報告や自分の研究分野のサーベイ報告を外部の先生を招いて行い、フィードバックを基に卒業論文を執筆します。優れた研究成果は、国内外の学会やシンポジウム等でも発表します。

ゼミを選んだ理由

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土方ゼミを選んだのは、以前から興味があったソーシャルメディアを利用する人の心理について学びたいと思ったからです。今や私たちの生活と切っても切れないソーシャルメディアには、人間の心理がかなり反映されていると考え、面白い研究ができるのではないかと思いました。

加えて、文系の学部では唯一プログラミングを勉強できるので、ゼミに所属しながら他の商学部生にはない知識を身につけられるという点にも魅力を感じ、このゼミを選びました。
                               執筆者:S.T.(3年生)