就職・キャリアデザイン

[ 編集者:商学部・商学研究科       2019年7月30日   更新  ]

卒業生が語る商学部の学びと今

大勝久美子さん(2006年3月卒業)チョコレート店経営

大勝さん画像

 私は卒業後、神戸のチョコレートメーカーで製品開発を6年経験した後、独立開業し、チョコレート店「ショコラティエールデリスモア」の経営をしています。小さな店なので、製造・接客・商品開発・経理・人員管理等、仕事は多岐に渡ります。
 
 中学生の頃から将来はパティシエになり、自分でお店を持ちたいと思っていたので、その夢を実現に近づけるために商学部を受験しました。製造では大卒の募集はしていなかったのですが、洋菓子を学びたいという想いを当時の社長や人事の方にお伝えし、採用していただきました。入社後は、製造現場を半年経験し、製品開発に抜擢されました。新入社員でありながら、会長をはじめ重役の方が出席される新商品の開発会議にも参加し、経営の実情を学ぶことができました。
 
 大学では管理会計のゼミを専攻していたため、ゼミで学んだことを、会社で実際に重ね合わせることができました。そして今は、大きな会社で経験したことを、自分の小さな店に反映させて、役立てています。

原田晃佑さん(2009年3月卒業)SCS Global

原田さん_画像

 私は関西学院大学を卒業後、日本の4大監査法人で監査、東証一部上場のグローバル企業で税務や決算業務を経験したのち、日本と米国の公認会計士の資格を活かしながら、シンガポールに拠点がある会計事務所で日系企業を中心に、シンガポールでのビジネス展開を会計、税務、監査、労務等の面からサポートをしています。日系企業の顧客が中心とはいえ、日本人だけでなく、現地の方ともコンタクトしますし、シンガポールは多民族国家なので、色々な人種の仲間たちと英語という共通言語でコミュニケーションを取りながら仕事をしています。
 
 今は専門性を活かして、グローバルな環境で仕事をしていますが、高校生までは地元の高校で受験勉強しかしてきませんでした。公認会計士という仕事を出会えたのも、海外の留学生を含め、色々なバックグランドを持った方と交流して世界に視野が広がったのも、大学での友人との交流がきっかけです。大学で仲良くなった友人は卒業後10年経とうとする今でも、ゼミのCPA会や忘年会、結婚式などで顔を合わせ、近況を話し合って、お互いに良い刺激を受けています。

木下愛子さん(2014年3月卒業)ロート製薬株式会社

木下さん_画像

 お薬や化粧品、皆さんが日頃から購入している商品は、一体どのように作られているかご存じですか?私はこれまで営業、プロモーション、流通…と多様な仕事を経験しました。今はロート製薬(株)で、モノ作りの最前線である「調達」という仕事に携わっています。より安く、より質の良い商品をお客様にお届けするため、商品を構成するモノをバイヤーとして買い付けることがミッションです。時には海外へ赴き、最先端のパッケージや素材を発見して商品企画をすることもあります。お客様にとって、喜びと驚きを感じてもらえるモノづくりを心掛けています。
 
 大学で学んだ、お客様の心理や動向を探る「マーケティング力」は、どの仕事でも活かされました。社会に出れば常に接する数字も、商学部での学びで免疫がつきました。そして何よりも、ゼミを通じてプレゼンやディスカッションを数多くした経験が大きな力となっています。伝え方や資料の見せ方のトレーニングができたので、人前での発表に抵抗なく、コミュニケーションを楽しめています。どのような職種についても、必ず活かされる学びが商学部にはあります。

石田翔平さん(2015年3月卒業)日本政策金融公庫

石田さん_画像

 大学時代は、ゼミ活動に打ち込んでいました。ゼミではグループで論文を作成するほか、他大学とのディベート大会に参加し、仲間と一致団結し物事に取り組む楽しさや大変さを知りました。共に汗を流したゼミの同期生とは今でもお酒を酌み交わす仲で、私にとってかけがえのない友人たちです。
 
 商学部での学びは、金融業界に興味を持ち、政府系金融機関に入行するきっかけになりました。現在は、融資審査業務を担当し、中小企業の事業内容、経営者、収支実績、事業計画等を把握し、収支見通しを立て判断する仕事を担っています。また、決算書等の書類だけではなく、工場等の現場を見て稼働状況やその会社独自の技術等の強みの把握、取引行・取引先への訪問、ヒアリングも欠かせません。
 
 現在の仕事では、授業やゼミで学んだ「中小企業金融」の知識が実務習得に活かされています。また、関学生として培ってきた Mastery for Service の精神は、公的な役割を担う職場で働くことの誇りに繋がっています。