6つのコース

[ 編集者:商学部・商学研究科       2017年9月8日   更新  ]

入門的なコースを幅広く学ぶなかで、じっくりと興味ある分野を探し、専門性を高める

 まずは入門的なコースを幅広く学び、そこから段階的に専門知識を身につけられるカリキュラム編成になっています。そのなかで自分の興味のある分野を見つけ、3 年生からゼミに所属。6コースのなかから興味ある分野を選び、専門性を高めます。公認会計士や公務員をめざしたり、起業を志したり、商学部ではさまざまな目標を持った学生が学んでいます。
 商学部の自由な空気が、このような多様性を受容し、学生たちが相互に刺激しあえる環境を実現。その学びのなか、それぞれの夢の実現をバックアップしていきます。

【経営コース】 ~ 現代人にとって不可欠な学を学ぶ ~

 私たちの生活は企業の提供する製品やサービスに支えられています。その意味で、企業なしには、私たちの生活は成り立たなくなっています。このような状況の中で企業というものを理解し、これを生活に役立たせるように利用していくことは、すべての人にとって非常に重要なことです。経営学は現代人にとって不可欠の学問分野です。
 経営コースでは、企業という経済主体を動かす原理や仕組みについて学びます。まず、経営学の原理や歴史の学習を通じて、企業について考える際の視点を確立します。そのうえで、企業における調達、生産、販売、財務、管理などの諸問題について学びます。その際、経済学的なアプローチだけではなく、社会学、心理学、法学、工学などのような他の学問分野の研究成果を利用した多面的なアプローチが採用されます。さらに、企業倫理、企業の社会貢献、企業と地球環境なども学習すべき重要な問題です。

経営コース  研究演習 I 2016年度の研究テーマ紹介(ゼミ名50音順)

・ 木山ゼミ : 商品史と業界史の研究
・ 瀬見ゼミ : 経営意思決定論の研究
・ 月岡ゼミ : 経営財務論の理論と実証
・ 松本ゼミ : 人的資源管理・経営組織における人材育成・技能伝承
・ 山口ゼミ : 中小企業研究
・ 渡辺ゼミ : サービス経営学と経営管理の基礎

【会計コース】 ~ 国際会計人の育成 ~

 企業は利益を追求していく集団であり、その営みを数字で表したものが会計です。たとえば、新聞などで発表される「利益」は利益というものがあるのではなく、会計が計算した数値です。つまり会計は、企業がどのような現状にあるかを映し出す指標であり、円滑な経営や第三者がその企業の実体を正しく把握するために欠かせないシステムです。そうした企業経営と密接に結びついた会計について学んでいくのが会計コース。具体的には、会計学の基礎となる商業簿記の習得からはじまり、会計学の意義や役割、さらに基礎理論も学習します。また会計学も近年の情報化や国際化と深い関わりがあります。そうした動向を反映させて世界的に活躍する会計人を育成することを目標としています。

会計コース  研究演習 I 2016年度の研究テーマ紹介(ゼミ名50音順)

・ 井上ゼミ : 財務会計および国際会計の研究
・ 梶浦ゼミ : ビジネス会計の研究 ― 財務諸表から読み解く企業の実態 ―
・ 小菅ゼミ : グローバル企業の戦略経営と会計
・ 阪 ゼミ : 会計情報、環境会計、CSRディスクロージャー、企業価値評価の研究
・ 浜田ゼミ : 管理会計の基礎研究 : 計画と統制に役立つ管理会計の役割
・ 林 ゼミ : 財務会計論および監査論 ― 財務情報の開示と監査 ―

【マーケティングコース】 ~ マーケティングの最先端に迫る ~

 企業は、その存続のために生産したものを販売し利益を上げることを重要な最終目的としています。現代のマーケティングは、この企業の目的を達成するための手段を提供するとともに、企業理念の実現と深く関わっています。本コースでは、種々の企業によって担われるマーケティング活動をその戦略策定からマーケティング調査、消費者行動の理解に至るまで幅広く学びます。
 さらに、個別企業のマーケティング活動は、複数の企業の競争や協調を前提として成り立っています。こうしたことを理解するために、卸・小売といった流通システムや交通、物流といった企業間システム・ネットワークの問題を学ぶ科目を置き体系的な学習ができることを目指しています

マーケティングコース  研究演習 I 2016年度の研究テーマ紹介(ゼミ名50音順)

・ 石淵ゼミ : マーケティング・リサーチに基づく新製品開発と戦略策定
・ 伊藤ゼミ : 交通・物流・ロジスティクス・サプライチェーン
・ 川端ゼミ : 消費の地域差とマーケティング
・ 須永ゼミ : 消費者行動視点のマーケティング戦略研究

【ファイナンスコース】 ~ 金融関連ビジネスの最先端を体系的に研究 ~

 マネーの流れは、さまざまな経済・ビジネスが円滑に進むためには必要不可欠です。企業の銀行からの資金調達、株式市場での売買取引、家計の資金繰りがどのようなメカニズムで運営されているのか、日本銀行の金融政策はどのように景気に波及するのか、金融の基本的な仕組みを学んでいきます。

ファイナンスコース  研究演習 I 2016年度の研究テーマ紹介(ゼミ名50音順)

・ 阿萬ゼミ : 金融、経営・経済問題を幅広く学ぶ
・ 岡田ゼミ : 「わが国の保険産業と生活保障システム」の研究
・ 岡村ゼミ : 経営戦略と金融・証券市場
・ 寺地ゼミ : 金融システムの国際比較と国際関係

【ビジネス情報コース】 ~ 大局的視点で情報分析力を磨く ~

 現代企業は、短期的戦略から長期的戦略まで、絶えずさまざまなレベルの意思決定に迫られています。ビジネス情報コースは、現代の企業行動および戦略を的確に分析する情報処理技法とその適用理論の教育、企業間競争、産業システム、および将来の産業社会の発展の方向を総合的に分析・予想する見方を育成します。本コースは、企業における情報と意思決定を対象にして、その統計的分析法、モデル構築法、情報処理スキル、情報システムの考え方を教育します。さらに、国際化ならびに規制緩和の動きのなかで、企業をとりまく市場および外部環境に関する現状分析を進め、将来像を研究します。提供科目の学習を通じて、現状に対する分析能力と解決能力の習得を目指します。

ビジネス情報コース  研究演習 I 2016年度の研究テーマ紹介(ゼミ名50音順)

・ 岡村ゼミ : 社会ネットワーク分析
・ 地道ゼミ : ビジネス・データ・サイエンス
・ 広瀬ゼミ : アジア経済と日本経済のグローバル化
・ 水野ゼミ : ゲーム理論の学習と経営・経済・社会問題への応用

【国際ビジネスコース】 ~ グローバルな視点を有したビジネスパーソンの育成 ~

 今日のビジネスでは、モノ、カネ、人が国境(ボーダー)を越えて移動することは珍しくありません。ここから現代はボーダレスの時代と呼ばれています。生産、販売、金融、そして経営も、その舞台は一国に留まらず地球全体となっています。そのため、グローバルな視点が要求されます。国により、文化や社会制度が異なるのですから、ビジネスが国境を越えて行われた場合、ひとつの国で行われているビジネスには見られない問題が生じます。国際ビジネスコースでは、外国語の運用能力を土台にして、このようなボーダレスのビジネス社会に要求される、グローバルな視点と異文化に関するリテラシーを有したビジネスパーソンの育成を目指します。

国際ビジネスコース  研究演習 I 2016年度の研究テーマ紹介(ゼミ名50音順)

・ 藤沢ゼミ : 国際マーケティング戦略の理論と実際
        ― データ分析とケーススタディによる仮説検証 ―
・ 安田ゼミ : イノベーションの研究 : 発生・普及のメカニズムと社会へのインパクトを考察する