2025.09.03.
イタリア・パルマ大学・IBA学生と連携し、六甲蒸留所の課題解決に挑戦 ― 商学部PBL授業「グローバル・アウトリーチ・ジョイント・プロジェクト」

2025年6月28日(土)、商学部PBL授業「グローバル・アウトリーチ・ジョイント・プロジェクト」の一環として、商学部学生はイタリア・パルマ大学の学生およびIBA学生とともに、六甲山山頂に位置する六甲山醸造所(アクサス株式会社、久岡卓司代表取締役)を訪問しました。

当日は、商学部の菅原智教授、弘前大学の内藤周子准教授、パルマ大学のAndrea Cilloni教授、Mario Veneziani教授の指導のもと、参加学生は、ウイスキーの醸造方法をはじめとする製造工程の見学を通じてビジネス環境を理解しました。さらに、従業員へのインタビューや企業から提示された課題に関する質疑応答を行い、現場のビジネス環境についての知見を深めました。

六甲山醸造所訪問後は上ケ原キャンパスに戻り、翌日の経営者向け最終プレゼンテーションの準備を行いました。参加学生は約1か月前から、パルマ大学とのオンラインミーティングを重ね、グループごとに課題解決案を検討しており、この日の訪問で得た情報をもとに提案内容を完成させました。

翌6月29日(日)には、上ケ原キャンパスに企業経営者を迎え、各グループが課題解決策を最終報告しました。学生たちは多様なバックグラウンドを活かし、革新的かつ実現可能なアイデアを提示しました。経営者からは有益なフィードバックが寄せられるとともに、「次年度もぜひ実施してほしい」との要望が寄せられました。