2021.07.26.
野村證券株式会社による寄附講座開設20周年記念「学術講演会」を開催

【演題】この20年の資本市場とプレイヤーたちの変化~野村の目線で振り返るその本質~

【講師】野村證券株式会社 顧問

7月13日(火)に『ファイナンス特論:資本市場の役割と証券投資』(野村證券株式会社提供)講座開設20周年を記念し、学術講演会「この20年の資本市場とプレイヤーたちの変化~野村の目線で振り返るその本質~」を開催いたしました。

当日は、野村證券株式会社顧問の尾崎哲氏を講師としてお招きし、個人金融資産の増大、ESG投資への注目、世界の中央銀行のバランスシート拡大など、最近の資本市場で話題になっているトピックスを通じて、この20年間における世界の、そして日本の金融システムや金融ビジネスがどのように変化してきたかを振り返り、その上で、野村グループを含む日本の金融プレイヤーには今どのような社会的役割が求められているのか、そして今後、金融ビジネスに関わっていくことの「面白さ」はどこにあるのかについて、参加者約100名とともに考える機会を持ちました。

この野村證券株式会社による寄付講座は、2001年4月、全国に先駆けて本学商学部で初めて開設され、以来、大学向けの寄付講座については、延べ約2,100大学、約27万人の学生が受講し、全国の本支店から毎年400名を超える役職員が講義を行ってこられました。

野村グループは「Drive Sustainability.」というコンセプトのもと、サスティナブルな社会の実現と社会的課題の解決のため、ESG/SDGsに関連する活動に積極的に取り組んでおられます。本学も「思いやりと高潔さをもって社会を変革することにより、スクールモットー“Mastery for Service”を体現する、創造的かつ有能な世界市民を育む」ことを実践しつつ、「世界を変えるための17の目標」である「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて、教育と研究の全体を通じて貢献してまいります。

商学部では、実業界・実務家との連携強化を図ることにより、寄付講座や学術講演会にビジネスの第一線で活躍する方々を講師としてお招きし、より実践的な教育を推進しています。