2020.06.12.
土方ゼミ  第34回人工知能学会全国大会にて研究発表

   土方ゼミ4年生の大石沙耶さんが、第34回人工知能学会全国大会で研究発表(オンライン発表)を行いました。

 人工知能学会は、人工知能に関する日本最大の学会で、全国大会は最も大きな発表会議です。毎年、国内外から3000人近くの研究者が集まります。大石さんは、Instagramにおいて、どのような投稿写真が読者の嫉妬を誘うのかについて研究を行いました。オンライン発表でしたが、大石さんのセッションには74人ほどの参加者があり、発表後には多くの質問が出ました。 

 社会情報学の分野では、ソーシャルメディアにおける幸福と健康(well-being)が重要視されています。特に、嫉妬はユーザの鬱と深い関係があり、極めて重要な問題です。大石さんが発見した知見は、日本の医療現場や福祉現場にて、患者や利用者のガイドラインとして使われることが期待されます。