2015.09.30.
復興 興論

【目次】
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序に代えて
謝辞
1 阪神・淡路大震災20年 ・・・・1
・神戸の震災復興と今後の課題  3
  Challenges and future earthquake reconstruction of Kobe
・復興とは何か 9
  阪神・淡路大震災から20年
・震災20 年と御用学者 11
  専門家の適用限界を超える言説を防ぐには
・かけがえのない二人を奪った震災20 年  13
・貝原前兵庫県知事の悲報に接して  14
2 東日本大震災 ・・・・17
・今、私たちにできること 19
  東日本大震災
・「つながり」の復元を復興計画の基本に  21
  東日本大震災
・前例のない対応求めたい 23
・被災地域の再興には停滞 24
  人口減少が急激に進む
・パンドラの箱に「希望」は残っているのか 26
  東日本大震災に立ち向かうニッポンの混沌
・集団主義的復興論に立ち向かう被災者責任のネットワークを 30
  公布された法律をネグレクトするこの国の構造を考える
3 東日本大震災と災害報道 ・・・・41
・被災者に役立つ復興の見取り図提示を 43
・「安心」への道を探る報道を 45
  震災からの復興に向けて
・復興報道に求められる上滑りせぬ地道な検証 49

4 震災と長期避難 ・・・・55
・創発的民間支援を 57
  公的支援の隙間埋める
・阪神・淡路大震災の教訓 61
  漂流し疎外される被災者を生まない
・在留登録制度と二地域居住で原発避難者の権利保障を 63
・半数近くが疎開先のあてなし 66
  3割強が避難先から帰らないことを選択
  首都直下地震に備える墨田区調査
5 災害復興のデザイン ・・・・71
・序論・復興の指標を見つけよう 73
・首都直下地震キーワードに 75
  深めよう、復興論議
・能登半島地震に見る 77
  中山間地復興の厳しさ
・中山間地の復興は 79
  格差社会へのレジスタンス?
・ローカル復興のネットワーク化目指そう 81
  災害復興学会立ち上げへ
・総合的な枠組み必要 83
  住宅再建支援、第3 ラウンドへ
・「塩ザケ」と「ワークシート」 85
  復興の道筋示唆した二つのキーワード
・地域間・業種内BCP の立案を 87
  国家的危機に備えて
・改正支援法が成立 89
  10年論争に一旦休止符
・災害復興の基本は痛みの共有から 91
・改正支援法が終わりではない 93
・いまこそ復興リベラリズムの旗を掲げよう 95
 
6 人間の復興 ・・・・97
・七つの配慮─災害復興基本法策定に向けての提唱 99
・災害対策基本法試案 101
・復旧・復興の定義と意義 104
・復興の定義と指標 109
  多義的な復興、認めよう
  ローリングプランで柔軟な復興計画の管理・運営を
・創造的復興 115
  競争国家と福祉国家の狭間で
・求められる「人間復興」というパラダイムシフト 123
・事前復興計画のススメ 127
  この国の明日を紡ぐ
・被災地域・被災世帯の継続可能性を探る 138
7 災害復興制度研究所と日本災害復興学会 ・・・・149
・災害復興基本法の制定を 151
  この国のありようを問う「復興」の視点
・災害復興基本法への道 155
・「共存同衆」「事の支援」「権理のための闘争」 173
  三つのキーワード理念に
・復興リベラリズムに裏打ちされた災害対応を 175
  逆回り災害サイクルからの発想
・「最後の一人まで」めざす復興法体系を大震災20 年を機に再スタート 185
執筆一覧(2005-2015) 193 ・・・・193