2021.04.06.
COVID-19 各国の政策と市民ボランティア イタリア・アメリカ・台湾・ニュージーランド

このたび、K. G. りぶれっと「COVID-19 各国の政策と市民ボランティア イタリア・アメリカ・台湾・ニュージーランド」が関西学院出版会から刊行されました。
国際比較法制研究会による新型コロナウイルス感染症に対する各国の政策と市民ボランティアに関する研究成果がKG りぶれっとにて出版された。これまでのニュースレターで「新型コロナウイルス感染症からみる世界」として一部紹介してきた。本書は欧州で最初の激震地となったイタリア、新型コロナウイルス感染症による死者がもっとも多いアメリカ、そして国際的に対策が優等生と言われる台湾、ニュージーランドを取り上げている。まだ予断を許さない新型コロナウイルス感染症だが第一波の際の各国の政策と市民ボランティアの活動を知ることは今後の対応の知見となることを期待する。お求めは全国の書店まで。
著者: 斉藤容子、リズ・マリ、李旉昕、石原凌河
○書籍
出版年月日 2021年04月 ISBN978-4-86283-315-0 C1036 体裁=A5判 120ページ 定価1,100円 (消費税:100円)
○目次
序
イタリア 編 ロックダウン下の災害ボランティア
1 はじめに
2 イタリアの地方制度と医療体制
3 イタリアの災害体制
4 COVID-19に関する政府の対応・法制度
5 イタリアにおけるボランティア団体
6 イタリアの災害ボランティア
7 コロナ禍でのボランティア団体の活動
8 まとめ
アメリカ 編 Covid19 in the U.S.
1 Introduction
2 U.S. context and background
3 Phases of pandemic spread of Covid19
4 Impacts and economic relief measures
5 Continuing spread
6 Civil Society and mutual aid in response to Covid19
7 Conclusion
アメリカ 編【日本語訳】 米国におけるCOVID-19
1 序論
2 米国の状況と背景
3 COVID-19のパンデミック拡散の段階
4 影響と経済救済措置
5 拡散の継続
6 COVID-19に対応する市民社会と相互扶助
7 結論
台湾 編 台湾の市民社会の力
1 イントロダクション
2 台湾の背景
3 SARSから得た経験と教訓
4 政府側の防疫対策
5 市民の取り組み
6 市民社会の活躍
ニュージーランド 編 ニュージーランド政府・市民社会による支援
1 はじめに
2 ニュージーランドにおけるCOVID-19の感染状況と対応の概略
3 政府によるCOVID-19の対応計画
4 市民社会による支援
5 おわりに
○参考(関西学院出版会へのリンク)