2018.07.11.
教員の新刊: 『神がいるなら、なぜ悪があるのか』

『神がいるなら、なぜ悪があるのか』

/ Klaus von Stosch 著 加納 和寛 神学部准教授 訳

/ Klaus von Stosch 著 加納 和寛 神学部准教授 訳

関西学院大学出版会, 2018.7
272p ; 22cm
2,600円+税
ISBN: 978-4-8628-3260-3


聖書が説く、慈しみと愛に満ちた全能の神がいるならば、この世にはなぜ悪としか思えないようなことが存在するのでしょうか?この問いは「神義論」と呼ばれ、古代から現代に至るまで、キリスト教神学の重要なテーマであり続けています。ドイツ・パーダーボルン大学の神学者クラウス・フォン・シュトッシュ教授は、アウシュヴィッツのような道徳悪、地震や津波のような自然悪と向き合いながら、「愛」「善」「自由意志」などをキーワードに、この問題に取り組みました。「神がいるなら、なぜ悪があるのか」という問いに、最新の神学がお答えします。