2012.04.06.
教員の新刊: 『キリスト教は戦争好きか: キリスト教的思考入門』

201204_キリスト教は戦争好きか

/ 土井 健司 神学部教授 著

朝日新聞出版, 2012.4
251p ; 19cm
1,400円+税
ISBN: 9784022599872

「敵を愛せ」「右の頬を打たれたら左の頬をも向けよ」--聖書にこうした言葉があるにもかかわらず、十字軍、異端審問、魔女狩りなどの戦争や殺戮行為が、キリスト教の名のもとに行われてきた。「一つの神しか信じない」という一神教の心の狭さが、こうした悲劇を引き起こすのではないか。あるいは、なぜ聖書の教えが浸透しているはずの欧米社会で、貧富の差が拡大しているのか。そもそも、宗教に頼る人は精神的に弱いのではないか--。古代キリスト教思想を研究する著者が、聖書と歴史の視点からキリスト教を根源的に捉え直す。非クリスチャンが抱く疑念に答えていく、キリスト教的思考入門(内容紹介より)

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