2010.09.17.
教員の新刊: 『人間の光と闇: キリスト教の視点から』

201009_人間の光と闇

向井 考史 「キリスト教的視点からの人間の尊厳と深淵」研究センター長(本学神学部教授) 編著

[他執筆者]佐藤 研 立教大学文学部キリスト教学科教授 /土井 健司 本学神学部教授 /山田 香里 本学神学部専任講師 /栗林 輝夫 本学法学部教授 /山上 浩嗣 大阪大学大学院文学研究科准教授 /上田 和彦 本学法学部教授 /中道 基夫 本学神学部准教授 /岩野 祐介 本学神学部助教 /榎本 てる子 本学神学部准教授

関西学院大学出版会, 2009.9
213p ; 21cm
2,000円+税
ISBN: 9784862830685

国家間の戦争や民族紛争、テロ、差別、抑圧、搾取、貧困、種々の犯罪といった諸問題が世界の至る所で起こっている。このような敵対、不正義、不公平、悪は、「尊厳」があるとされる人間によって歴史を通して絶え間なく起こされ、そのことにより人間の「尊厳」はないがしろにされてきた。「尊厳」とは大辞林によれば、「とうとくおごそかなこと」であり「気高く犯しがたいこと」であるにもかかわらず、人間の尊厳は人間自身によっていとも簡単に犯されてきた。そのような人間には、果たして、「尊厳」なるものがあるのであろうか。あるとすれば、どういうことが人間の「尊厳」なのであろうか。・・・[「まえがき」より抜粋]

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