2010.03.11.
教員の新刊: 『イエスの受難: 本当は何が起こったのか』

201003_イエスの受難

G.ヴェルメシュ 著
浅野 淳博 神学部准教授 訳

教文館, 2010.3
215, vi p : 挿図 ; 19cm
1,800円+税
ISBN: 9784764260283

四福音書で時間の推移や登場人物、そして描かれる出来事まで異なるイエスの受難物語。<歴史>の中で本当に起こったことは何か? 本書は、各福音書の受難物語の神学的特徴を踏まえつつ、第二神殿時代のユダヤ文献や当時のローマの法制度といった歴史資料を縦横に使いながら、その歴史的再構成を試みる。ユダヤ人聖書学者であり、死海文書研究の第一人者として知られる著者が、<歴史の真実>に迫る!

[「訳者あとがき」より抜粋] ・・・訳者は、関西学院大学神学研究科で担当する「外書講読」のテクストとして本書原書を採用し、その講義準備の一環として翻訳を行いました。受講生諸君が忠実に課題をこなし、苦労して理解する様子に励まされながら翻訳を進めることができました。・・・

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