2007.05.28.
教員の新刊: 『司教と貧者 : ニュッサのグレゴリオスの説教を読む』

教員の新刊: 『司教と貧者 : ニュッサのグレゴリオスの説教を読む』


土井健司 神学部教授 著

新教出版社 , 2007.5
220p ; 20cm
2,400円+税

「人間である限り、人間を愛し、お金を愛してはいけません」

カッパドキア三教父の一人ニュッサのグレゴリオスが教会の講壇から語った説教3篇を収録。貧者や病者といった社会的弱者への奉仕を説き、高利貸しを舌鋒鋭く糾弾する。

ここには、泣く者と共に泣く一人の牧会者・預言者の赤裸な声が響いている。訳者による周到な注解・解説・資料により、4世紀の教会の姿が生き生きとよみがえる。

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