2007.04.09.
教員の新刊: 『現代ドイツ教会事情』

教員の新刊: 『現代ドイツ教会事情』

中道基夫 神学部准教授 著

キリスト新聞社 , 2007.4
241p : 挿図 ; 19cm
2,500円+税

ドイツと聞いて、何となく親近感を持つことはないだろうか。諸外国の中でもドイツは日本人にとって好感度の高い国であると言われている。...(略)...こうしたドイツへの関心の中で、多くの人がキリスト教国としてのイメージを強く持っていることであろう。...(略)

...しかし、今日、そのキリスト教が危ない。キリスト教自体が危機的状況にあるのではなく、ドイツのキリスト教、教会が危ないのである。...(略)...日本の教会が一種あこがれを持って見ていたドイツの教会の危機を描くことは、日本の教会におけるキリスト教の古いイメージからの解放をもたらすであろう。さらに、新しい取り組みを紹介することは、共に等しく神の宣教に召された教会同士が互いに刺激を受けつつ、新しい展開に向かって歩み始めるきっかけとなってくれると信じている。...【「はじめに」より抜粋】

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