豊かな「人への思いやり(compassion)」、柔軟で包括的な「幅広い視野(comprehensiveness)」、そしてさまざまな社会福祉学的あるいは健康科学的な課題に対してソリューションを導き出す「高度な問題解決能力(competence)」。
SDGsの17目標のように、「人間」とその生活環境としての「社会」、その両者の交渉関連として「交互作用」に関わる諸問題に対してソリューションを提供し、質の高い生活とよりよい社会の実現に貢献するために、人間福祉学部では、これら「3つのC」を身につけることが不可欠であると考えます。
人間福祉研究科には人間福祉専攻があり、博士課程前期課程(標準年限2年)と博士課程後期課程(標準年限3年)とが置かれ、多彩な授業および充実した研究指導が行われています。人間福祉研究科の学ぶ領域も社会福祉における関西学院の伝統的なソーシャルワークの分野にとどまらず、広範囲に及びます。
※人間福祉学部では、障害を社会的障壁ととらえ、あえて「障害」と記載しています。