生体光学分析学(佐藤)研究室

光は生物や環境と深いつながりを持っている

私たちは、新しい生物研究分野を、光を使った新しい装置で切り拓きます。天気の良い日に外に出ると、日の光が気持ちよく感じられます。でも太陽光の下であまり張り切りすぎると、日焼けして痛い思いをするかもしれません。冬の日差しの暖かさは赤外光、日焼けは紫外光ですね。光は安全であると同時に、生物にいろいろな影響を与えることもできるのです。
必要に合わせてハードもソフトも作ります!
光の波長・強度・位相を精密に制御して、あるときは生きた細胞や組織で分子がどのように変化しているのかを全く害を与えずに分析し、あるときは細胞死を誘導し、あるときはがん細胞を選択的に破壊し、あるときは食品の安全性を判断し、あるときはがん細胞を見つけ出すソフトウェアを作るような、新しい技術を開発しています。光を使って計測し、化学反応として分子を見て、データを数値として計算して分析モデルを作ります。
研究のためなら学問も楽しい!
分からないことがたくさんあることを知ってしまうと、いろんなことが知りたくなります。いろんなことをしてみたくなったら、たくさんの装置があって、改造したり新しく作り出したりすることもできます。生物だけじゃ無い、工学だけじゃ無い、化学だけじゃ無い、数学だけじゃ無い、世界から来た学生達みんなで様々な分野を勉強し教え合いながら研究する、そんな研究室です。