ナノ材料光科学研究室
山口 哲生 (やまぐち てつお) 専任講師
ナノ材料光科学研究室
- 研究分野:
- 光機能材料、光物理化学
研究テーマ
物質をナノメートルにまで小さくした「ナノ物質」は、大きな物質とは全く異なる性質を示し、 発光ダイオード、ELディスプレイ、太陽電池、さらにはバイオイメージングなどに盛んに用いられています。 私たちの研究室では、これまでにない新しいナノ物質を合成し、その性質を詳細に調べることにより、 優れた光機能物質を開発することを目的に研究を行っています。
具体的な研究活動
有機分子、半導体、金属などを使って新しいナノ物質を合成しています。
さらには、有機分子と半導体、半導体と金属などを組み合わせたナノ物質をうまく設計し、合成することでこれまでにはない機能を持ったナノ物質の合成も行っています。
私たちが興味を持っているのは、ナノ物質の光機能というもので、どのように光るのか、光を当てたら何が起こるのか、をレーザーを用いた最先端計測法により詳細に調べ、その性質を明らかにしていきます。
研究室の雰囲気
現在、増尾研究室は、博士課程1名、修士課程9名、4年生7名の17名の学生と教員の総勢19名のメンバーから構成され、日々楽しい雰囲気で先端研究を行っています。メンバーはとても仲が良く、先輩は研究以外にも試験勉強や就職活動の指導も積極的に行ってくれます。
定期的な報告会や勉強会を行うことで効率よく研究を進めるだけではなく、定期的なレクリエーションも積極的に行い、明るく楽しい環境で研究を行っています。
研究室での生活は、社会に出る一歩手前の大切な時期です。日々の研究活動、学会発表、様々な共同研究などを通して、研究に対する姿勢や考え方、コミュニケーション能力などを磨くことにより、社会に出ても通用する人間力を養うことも目的とし、活動を行っています。