2025.03.18.
時計台内部アイアンワーク復元の寄付金募集

\目標金額の半分ほどが集まっています(2025年3月現在)/
時計台内部の階段手すりには美しいアイアンワーク(金属製の飾り)が施されていましたが、戦時中に金属供出で失われました。大学博物館は開館10周年を記念し、この装飾を鋳造で復元することを目指しています。 アイアンワークの詳細は展覧会図録
「大学博物館開館10周年記念天を見あげて一関西学院のヴォーリズー」
に掲載しています。またこの装飾の周知を目的に、かつて装飾が付けられていた部分に木製模型を設置しています。開館時はいつでもご覧いただけます。
【目的】
・戦時中に金属供出で失われたアイアンワークを復元することで、平和への想いを共有する。
・時計台を竣工当時の姿に近づけることで、学院の歴史に想いを馳せるきっかけを作る。
・現状ではアイアンワークが失われた場所は大きく穴があいた状態になっているため、装飾を復元することで来館者の安全を守る。
【寄付の方法】
指定寄付(大学博物館から寄付申込書をお送りいたします)
・WEB申込
Microsoft forms送付依頼フォームに必要事項を入力し、送信してください。
https://forms.office.com/r/SuGgNJGKpM
・電話申込
0798-54-6054(大学博物館事務室)
*開室時間:月曜日〜金曜日 9:00〜16:00 (祝日、大学の定めた休日を除く)
※指定寄付とは「大学博物館の活動のために」と使用目的を特定したうえで学校法人関西学院に納められる寄付です。これを原資として、大学博物館はアイアンワークを復元します。手続きには一定の期間(お申込後、お振込をお願いできるまで2ヶ月程度)が必要になります。
「時計台の装飾をめぐる15分」
上ケ原キャンパスを象徴する建物である時計台(ヴォーリズ建築)には、さまざまな装飾が見られます。アイアンワーク復元プロジェクトの一環として、当館学芸員が写真を交えながら装飾の詳細と今昔の様子についてご紹介します!
5月27日(火)13:00〜13:15
6月24日(火)13:00〜13:15
7月15日(火)13:00〜13:15 *各回同じ内容です。
※申込不要
※1階ロビーに集合してください。雨天決行。但し、暴風警報発令など諸事情によりイベントスケジュールに変更がある場合は、本WEBサイトにてお知らせいたします。
【KGニュース】大学博物館開館10周年記念!アイアンワーク復元プロジェクト
当館学芸員によるアイアンワーク復元プロジェクトの紹介と建築学部・石榑督和准教授と学生が制作したアイアンワーク木製模型の紹介
建築学部・石榑督和准教授と学生が 戦時中の金属供出で失われた時計台内部手すりの アイアンワーク木製模型を制作関連ページへのリンク 建築歴史・意匠(石榑督和)研究室が進める関学時計台のアイアンワークの模型復元について朝日新聞・読売新聞でご紹介いただきました関連ページへのリンク